2007卒業式/卒業生(08/3/22)
シスター橘薫さん、いらっしゃいませ。
橘薫(胸にガザニアを一輪挿して、自分の席で背筋を伸ばして座っている)
シスター篁雪兎さん、いらっしゃいませ。
篁雪兎(胸に紅梅の花を挿して真面目な顔で自分の席に着いている)
シスター久住緑さん、いらっしゃいませ。
久住緑(胸に紫のクロッカスを挿して座っています)
シスター漢見鴫子さん、いらっしゃいませ。
シスター若園佐保さん、いらっしゃいませ。
シスター川端計子さん、いらっしゃいませ。
シスター佐島伊月さん、いらっしゃいませ。
若園佐保(白いアネモネを胸に挿して、前を見て座っている)
漢見鴫子(胸にカラーの花を挿して自分の席に)
佐島伊月(胸にスミレの造花を挿して自席についている)
川端計子(胸に白いクロッカスをつけている。席で開式を待つ)
シスターシスター高橋さん、いらっしゃいませ。
シスター碓氷輝美さん、いらっしゃいませ。
シスター高橋(進行マイク前に待機して開始合図を待っている)
碓氷輝美(姫ひまわりの花を胸に挿して席につき、隣の生徒に話しかけたりちょっかいをかけたりしている)
シスター此花康子さん、いらっしゃいませ。
シスター高橋(拍手は原則ありません。また、お名前色と発言色の統一をお願い致します。>卒業生在校生の皆さま)
此花康子(赤いカーネーションの花を胸に挿し自分の席に座っている)
佐島伊月(ちらりと周囲を見回して)
佐島伊月(大人しく自席におちついている)
篁雪兎(時々葵組の方をチラチラ見ていたり)
シスター高橋「開会宣言。」只今より、2007年度 私立深葉女学院高等部卒業式を挙行致します。
シスター高橋「国歌斉唱。」皆様ご起立ください。(言葉の後、全員起立したことを確認して下がる。ステージ上に在校生代表の伴奏者。歌い終えて曲がフェイドアウトすると、マイク前に進み出て)ご着席ください。
シスター高橋「聖書朗読。」二年菫組 神嶋翠 二年棗組 園杏子。(下がるのと入れ違いに在校生代表者2名が進み出て聖書を朗読する。緊張気味の声だが、朗々と会場に響き渡り、交代で読み終えると下がって行く。それを見送った後でマイク前に進み出る)
橘薫(大役を終えた妹に、満足そうに微笑む)
シスター高橋(聖書朗読の二人を見送る。着席を確認して)「卒業証書授与。」
シスター学院長さん、いらっしゃいませ。
学院長(立ち上がり、来賓席に向かって一礼してから中央マイクへと向かう)
学院長(校旗と国旗が掲げてあるステージに向かって一礼、その後演台につく)
シスター高橋(担任から預かった名簿を開く)
シスター高橋「三年桜組 漢見鴫子」
漢見鴫子はい(淡々と答えると学院長先生の向かい側に立つ。深く一礼をして顔を上げて)
学院長(目礼を返す)
学院長(証書を手にして)『卒業証書 三年桜組 漢見鴫子』
学院長『右の者は、深葉女学院高等部の課程を修了したことをここに証明する平成二十年三月二十二日  私立深葉女学院 学院長』
学院長(証書の向きを変え、手渡す)「ゴッドマザー」のランキング結果は職員室でも納得されたものです。個性的な三年生の抑え役として地味ながらもご活躍頂きました。姉妹の絆を大切に、これからもどうぞ貴女らしく、ご自分の信じる道を。マリア様のご加護がありますように。ご卒業、おめでとう(微笑)
漢見鴫子(一歩前に進み出て証書を受け取る。言葉には一瞬ぐっと詰まるが、小さく深呼吸をして有難う御座います、と礼を述べる。半歩下がって一礼を)
学院長(目礼を返す)
漢見鴫子(学院長前を辞すと振り向き、立ち止まってぐるりと場内を見まわす。妹と、次いで妹の妹の姿を目に留めると口角を持ち上げ)4月からは大学部より観察することにします。お気を付けください。ひとまずごきげんよう(軽く頭を下げると無表情に戻り、何事もなかったかのように席へ戻る)
碓氷輝美(学院長の言葉に学院公認かとこっそりくすくす笑う)
シスター高橋「永野椿」
久住緑(学外なので観察はされまい・・・と安堵の息がこっそり)
学院長(目の前に来た卒業生が頭を下げると目礼を返し)
学院長(証書を手にして)『卒業証書 三年桜組 永野椿』
学院長『以下同文』(証書の向きを変え、手渡す)下級生に負けない可愛らしさと微笑ましい三姉妹の絆で楽しませていただきました。これからもどうぞ貴女らしく、貴女が信じて進む道にマリア様のご加護がありますように。ご卒業、おめでとう(微笑)
学院長(証書を受け取り一歩下がって頭を下げる卒業生に目礼を返し、卒業生がメッセージを残して壇を下りて行くのを見守る)
久住緑(しみじみと椿を微笑みながら見守りました)
シスター高橋「若園佐保」
若園佐保はい(はっきりと返事をすると、学院長先生の前に立つ)
若園佐保(深く一礼した後、顔をあげて)
学院長(目礼を返す)
学院長(証書を手にして)『卒業証書 三年桜組 若園佐保』
学院長『以下同文』(証書の向きを変え、手渡す)三年生の「プリンス・オブ・深葉」として魅了してくださいました。機会があればぜひダンスのお相手をお願いしたかったところです。これからもどうぞ貴女らしく、貴女が信じて進む道にマリア様のご加護がありますように。ご卒業、おめでとう(微笑)
若園佐保(一歩前に出て証書を受け取ると)……ありがとうございます(しっかりと答え、また下がって、もう一度一礼する)
学院長(目礼を返す)
若園佐保(学院長前から少し戻った壇上で立ち止まり、浮かんできた涙を拭うと顔をあげて)今まで、本当にありがとうございます。私はこれで深葉を旅立つけれど、そのための勇気と希望、そして誇りを胸にくれたこと、心から感謝します(深々と一礼し、後は表情を引き締めて自分の席へと戻る)
シスター高橋(クラス名簿を差し替えて)「三年菫組 磯部のり」
学院長(目の前に来た卒業生が頭を下げると目礼を返し)
学院長(証書を手にして)『卒業証書 三年菫組 磯部のり』
学院長『以下同文』(証書の向きを変え、手渡す)のりさんの言動の一つ一つ、次に何が飛び出すかしらと楽しみにしておりましたよ。これからもどうぞ貴女らしく、貴女が信じて進む道にマリア様のご加護がありますように。ご卒業、おめでとう(微笑)
学院長証書を受け取り一歩下がって頭を下げる卒業生に目礼を返し、卒業生がメッセージを残して壇を下りて行くのを見守る)
シスター高橋「久住緑」
久住緑はい。(立ち上がると歩いていき、学院長先生に一礼し、向き合います)
学院長(目礼を返す)
学院長(証書を手にして)『卒業証書 三年菫組 久住緑』
学院長『以下同文』(証書の向きを変え、手渡す)前期の「紫苑の君」の任、お疲れ様でした。また、緑さんといえば馬、人馬一体となり颯爽と走る姿は爽やかな風を運んでくださるようでした。卒業後も爽やかに駈けてくださると信じておりますよ。これからもどうぞ貴女らしく、貴女が信じて進む道にマリア様のご加護がありますように。ご卒業、おめでとう(微笑)
久住緑ありがとうございます。(証書を両手で受け取ります。一礼します)
学院長(目礼を返す)
久住緑(受け取り終わると同級生・在校生席を向き、ゆっくりと目線をめぐらせます。目が合った人もいるでしょう。最後にただ一人の妹を見ながら微笑むと、万感の思いを込めて。)ありがとう。みんな、そしてこの学園に、大好きだよを心から言うね。(晴れやかに言います。一礼し、席に戻りました)
シスター高橋「時森月灯」
学院長(目の前に来た卒業生が頭を下げると目礼を返し)
学院長(証書を手にして)『卒業証書 三年菫組 時森月灯』
学院長『以下同文』(証書の向きを変え、手渡す)月灯さんといえば制服美人、素敵な笑顔と、大人の女性っぽさで下級生の憧れだったと思います。これからもどうぞ貴女らしく、貴女が信じて進む道にマリア様のご加護がありますように。ご卒業、おめでとう(微笑)
学院長(証書を受け取り一歩下がって頭を下げる卒業生に目礼を返し、卒業生がメッセージを残して壇を下りて行くのを見守る)
シスター高橋(名簿を差し替える)「三年楓組 浅見沙代」
学院長(目の前に来た卒業生が頭を下げると目礼を返し)
学院長(証書を手にして)『卒業証書 三年楓組 浅見沙代』
学院長『以下同文』(証書の向きを変え、手渡す)沙代さんは気さくな親しみやすさで下級生に安心感を与えて下さいました。これからもどうぞ貴女らしく、貴女が信じて進む道にマリア様のご加護がありますように。ご卒業、おめでとう(微笑)
学院長(証書を受け取り一歩下がって頭を下げる卒業生に目礼を返し、卒業生がメッセージを残して壇を下りて行くのを見守る)
シスター高橋「我妻くるみ」
学院長(目の前に来た卒業生が頭を下げると目礼を返し)
学院長(証書を手にして)『卒業証書 三年楓組 我妻くるみ』
学院長『以下同文』(証書の向きを変え、手渡す)調理部を中心としたご活躍のせいか、くるみさんは見た目も中身も砂糖菓子のイメージがあります。これからもどうぞ貴女らしく、貴女が信じて進む道にマリア様のご加護がありますように。ご卒業、おめでとう(微笑)
学院長(証書を受け取り一歩下がって頭を下げる卒業生に目礼を返し、卒業生がメッセージを残して壇を下りて行くのを見守る)
シスター高橋「碓氷輝美」
碓氷輝美はい!(元気よく返事をすると、背筋をピンと伸ばして学院長先生の前に歩いていく。一礼すると顔を上げて)
篁雪兎砂糖菓子って甘い匂い…?(くんくんと鼻を蠢かせて)
久住緑(元気な返事の頬が緩みます)
学院長(目礼を返す)
学院長(証書を手にして)『卒業証書 三年楓組 碓氷輝美』
学院長『以下同文』(証書の向きを変え、手渡す)後期「萌黄の君」の任、お疲れ様でした。ユーモアがあって親しみやすいスポーツウーマンぶりは、下級生の憧れだったと思います。ですが、キリン関係は高等部萌黄寮内に納めてくださいますよう切にお願いします。これからもどうぞ貴女らしく、貴女が信じて進む道にマリア様のご加護がありますように。ご卒業、おめでとう(微笑)
シスター伏原麻美子さん、いらっしゃいませ。
久住緑(それ、ある意味で萌黄寮公認じゃないのかと思ったのでした<キリン)
碓氷輝美(学院長先生の言葉に言葉を詰まらせ一瞬苦笑いを浮かべるも、すぐに真剣な表情で証書に手を添えて)ありがとうございます(受け取ると一礼をして)
学院長(目礼を返す)
碓氷輝美(受け取り終えて振り返る)私は今ここに立っている自分の運命と深葉で出会った全ての人たちに感謝しています(ありがとうございました!と深々と礼をして顔を上げると、やっと同級生と在校生に視線をめぐらせてすぅっと息を吸い)みんな、がんばれ!!ただ単純にみんなのこと応援して、味方でいたいキリン?…いやいや、人間がここにいるから。だから、がんがん突き進んじゃえ!(言葉とともにびしっと拳を突き出してにっと笑う)
佐島伊月(キリンの下りで思わずニヤリとした笑みを零した)
シスター高橋「若桜香月」
橘薫(輝美らしいと、小さく笑う)
学院長(目の前に来た卒業生が頭を下げると目礼を返し)
碓氷輝美(恥ずかしさもあり、怒られたくないのもありで澄ました顔で早足で席に戻った)
学院長(証書を手にして)『卒業証書 三年楓組 若桜香月』
若園佐保(式を終えるまで、何度か涙を拭い、晴れの日を終えた)
シスター若園佐保さん、ごきげんよう。
伏原麻美子(拳に向かってこっそりパーを出し、勝ったわ、と呟いた)
学院長『以下同文』(証書の向きを変え、手渡す)次に何をしてくれるのかのドキドキ感はこれまで味わい慣れない経験でした。それも貴女の個性なのでしょうが、良い方向へ開花するよう願っています。これからもどうぞ貴女らしく、貴女が信じて進む道にマリア様のご加護がありますように。ご卒業、おめでとう(微笑)
学院長(証書を受け取り一歩下がって頭を下げる卒業生に目礼を返し、卒業生がメッセージを残して壇を下りて行くのを見守る)
シスター高橋(名簿を差し替えて)「三年椿組 大崎まどか」
学院長(目の前に来た卒業生が頭を下げると目礼を返し)
学院長(証書を手にして)『卒業証書 三年椿組 大崎まどか』
学院長『以下同文』(証書の向きを変え、手渡す)構内でなかなかお見かけする機会がなく残念でしたが、微笑みの綺麗な方という印象が残っています。これからも貴女が信じて進む道にマリア様のご加護がありますように。ご卒業、おめでとう(微笑)
学院長(証書を受け取り一歩下がって頭を下げる卒業生に目礼を返し、卒業生がメッセージを残して壇を下りて行くのを見守る)
シスター高橋「花村さくら」
学院長(目の前に来た卒業生が頭を下げると目礼を返し)
学院長(証書を手にして)『卒業証書 三年椿組 花村さくら』
学院長『以下同文』(証書の向きを変え、手渡す)お見かけする機会は少なかったのですが、元気で明朗闊達なその雰囲気は見ているこちらまで元気にしてくれるようでした。これからもどうぞ貴女らしく、貴女が信じて進む道にマリア様のご加護がありますように。ご卒業、おめでとう(微笑)
伏原麻美子?(何も判っていない様子で首を傾げる)
学院長(証書を受け取り一歩下がって頭を下げる卒業生に目礼を返し、卒業生がメッセージを残して壇を下りて行くのを見守る)
シスター高橋「伏原麻美子」
伏原麻美子はい(歯切れ良く答えて学院長先生の前に歩いていき、一礼)
学院長(目礼を返す)
学院長(証書を手にして)『卒業証書 三年椿組 伏原麻美子』
学院長『以下同文』(証書の向きを変え、手渡す)一年間の白樺の君の任、お疲れ様でした。一見たおやかですが内に秘めた情熱と深葉生らしさは、きっと妹たちの良きお手本となったことでしょう。これからもどうぞ貴女らしく、貴女が信じて進む道にマリア様のご加護がありますように。ご卒業、おめでとう(微笑)
伏原麻美子(学院長先生のお言葉を頂くとたがが外れそうで唇を噛んでから、証書を受け取り)有難うございます(再び礼を返す)
学院長(目礼を返す)
伏原麻美子(受け取り終えて振り返り、ゆっくりとしかしはっきりと言葉を紡ぐ)高等部での三年間、とても幸せでした。有難うございました!(深々と頭を下げて)…まだ泣けませんので短めに終わりたいと思います。みんな、悔いのない学生生活を!(最後の方は早口になりながらも、言い終えるとそそくさと席に戻っていく)
シスター高橋(名簿を差し替える)「三年葵組 川端計子」
川端計子(麻美子の一部始終を見守っていた)
川端計子はい(す、と起立すると所定の位置で一礼。背筋を伸ばして向き合う)
学院長(目礼を返す)
学院長(証書を手にして)『卒業証書 三年葵組 川端計子』
碓氷輝美半分泣いてるくせに(緩く微笑みながら小さく呟き)
学院長『以下同文』(証書の向きを変え、手渡す)深葉祭での図書委員会の取りまとめと「校庭10周」で印象深く、生徒たちに良い刺激をくださいました。これからもどうぞ貴女らしく、貴女が信じて進む道にマリア様のご加護がありますように。ご卒業、おめでとう(微笑)
川端計子ありがとうございます。(お言葉には表情の変化なく、粛々と証書を受け取り一礼する)
学院長(目礼を返す)
川端計子(マイクの前に立つとこほん、と咳払いをする)業務連絡。さきほど学院長先生からも10周うんぬんありましたが、図書館、大事に使っていかなかったらOGになっても承知しませんから。連絡は以上です。さて・・・(と言葉を区切り、)文学は人類の友、友人は人生の宝、勉学はやがて優しさに繋がる努力、思い出は日々の力、そして(ゆかりを思いながらの微笑になり、)私にとって、支えという名の妹。(再度表情を引き締めて)弱きに向かう依存でなく、自他のために強く魅力的であるために、深葉でせいいっぱい努力して、たからものを得ていってください。私も奢らず、新しい場所でそうあり続けたいと思います。卒業します、ごきげんよう。(お辞儀で深く腰を折ると姿勢を戻し、席へと戻った)
シスター高橋「此花康子」
此花康子はい。(落ち着いた声音で返事をすると立ち上がり、学園長先生の前まで来ると一礼をする)
学院長(目礼を返す)
学院長(証書を手にして)『卒業証書 三年葵組 此花康子』
学院長『以下同文』(証書の向きを変え、手渡す)康子さんといえば優雅な所作が美しく、下級生の良いお手本となったことと思います。これからもどうぞ貴女らしく、貴女が信じて進む道にマリア様のご加護がありますように。ご卒業、おめでとう(微笑)
川端計子(この後も最後まで出席し、晴れやかに卒業していった)
シスター川端計子さん、ごきげんよう。
碓氷輝美……さすが図書館二強の一人…(感心したように呟いた)
此花康子ありがとうございます。(両手を差し出す指定の所作で卒業証書を受け取り、再び一礼して)
学院長(目礼を返す)
漢見鴫子(淡々と同期生の言葉を聞き、眼鏡の奥の表情は変えぬ儘、皆と共に退場して行く)
シスター漢見鴫子さん、ごきげんよう。
此花康子(振り返り卒業生席、在校生席、保護者席をゆっくりと見回してから)長いようで短い時間をこの深葉で過ごせた事、そして皆さんと出会えたことを生涯の誇りに思います。春からはまったくの新しい生活を迎えることになっていますが、皆様のご健勝をお祈りしております。どうぞ……お元気で。ごきげんよう(柔らかな笑みを浮かべて微笑むと、すっと膝を曲げてスカートの裾をつまんでレヴェランス。身体を起こすと再度講堂内を見回したのち壇上を下り、席に戻る)
シスター高橋「佐島伊月」
篁雪兎(じーっと伊月の背中に視線を注ぎ)
伏原麻美子かっこいー(康子を見て思わず呟く)
佐島伊月はい(短めに返事をはっきりとした声色で投げると、学院長の前へ。一礼)
学院長(目礼を返す)
学院長(証書を手にして)『卒業証書 三年葵組 佐島伊月』
学院長『以下同文』(証書の向きを変え、手渡す)後期紫苑の君の任、お疲れ様でした。七夕やお月見会の二年連続の仕切り等、有志イベントも積極的に実施していただき、ありがたく思っています。これからもどうぞ貴女らしく、貴女が信じて進む道にマリア様のご加護がありますように。ご卒業、おめでとう(微笑)
佐島伊月ありがとうございます(万感の思いを込めてか、僅かな間を置いてから証書を受け取り、再び一礼)
学院長(目礼を返す)
篁雪兎(万感の想いを篭めて見守っている)
佐島伊月(マイクの前に立つと、若干の緊張もあるのか無言のまま瞬きを繰り返す。やがて視線を会場へ巡らし)何の間違い、と言えば大変失礼になりますが、紫苑という重責を戴いた事は思いがけない事でもあり、青天の霹靂でもありました。その責務をきちんと果たせたかどうかは未だに疑問ではあるのですが、皆さんの楽しむ姿を垣間見られたというだけでも役得を戴いたと思っています。どうか皆さん私に見せてくださった笑顔を忘れる事無く、邁進して行ってください。ごきげんよう(ハッキリした口調で言葉を締めると深深と礼。壇を後にして席に戻る)
シスター高橋「橘薫」
佐島伊月(締めである棗組方面をちらりとみやった)
橘薫はい(きっぱりとした声で返事をすると、立ち上がって、背筋を伸ばして学院長の前へ。深く一礼して、顔をあげる)
篁雪兎カッコいい、伊月、素敵(緊張感の欠片もない顔で)
学院長(目礼を返す)
久住緑・・・伊月でなければ、紫苑はつとまらなかった。(事情で辞任した思い出に複雑な笑みを浮かべながら、思うままの言葉を呟きました)
学院長(証書を手にして)『卒業証書 三年葵組 橘薫』
伏原麻美子(まだ泣けない、袖に隠れた手首辺りを軽く抓って)
学院長『以下同文』(証書の向きを変え、手渡す)前期萌黄の君の任、お疲れ様でした。さっぱりしたお人柄と泰然と構えるクイーン振りで魅了してくださいました。これからもどうぞ貴女らしく、貴女が信じて進む道にマリア様のご加護がありますように。ご卒業、おめでとう(微笑)
橘薫ありがとうございます(お言葉に微笑んで、証書を受け取ると、半歩下がって、もう一度、一礼する)
学院長(目礼を返す)
橘薫(学院長の前を辞すると、壇上で立ち止まり、妹の姿を見つけて笑みを浮かべ、大きく息を吸ってから)皆さまのおかげで、今日を迎えられました。本当に楽しい日々でした。深葉の揺りかごから旅立つけれど、いつか、きっとまた教師として戻ってくることを、ここに誓います。(大きな声で告げると、自分の席へと戻っていく)
佐島伊月(お腹減ったとか言い出さないように、と雪兎方面に口パクを投げる)
篁雪兎(口パクの意味が通じないままに笑顔で伊月に頷き返す)
シスター高橋(名簿を持ち替える)「三年棗組 堅城桂」
学院長(目の前に来た卒業生が頭を下げると目礼を返し)
学院長(証書を手にして)『卒業証書 三年棗組 堅城桂』
学院長(証書の向きを変え、手渡す)構内でなかなかお見かけする機会がなく残念でしたが、桂さんといえば水泳部で黙々と練習に励む姿が思い出されます。これからもどうぞ貴女らしく、貴女が信じて進む道にマリア様のご加護がありますように。ご卒業、おめでとう(微笑)
学院長(証書を受け取り一歩下がって頭を下げる卒業生に目礼を返し、卒業生がメッセージを残して壇を下りて行くのを見守る)
シスター高橋「桜木琴音」
学院長(目の前に来た卒業生が頭を下げると目礼を返し)
学院長(証書を手にして)『卒業証書 三年棗組 桜木琴音』
学院長『以下同文』(証書の向きを変え、手渡す)構内でなかなかお見かけする機会がなく残念でした。これからもどうぞ貴女らしく、貴女が信じて進む道にマリア様のご加護がありますように。ご卒業、おめでとう(微笑)
学院長(証書を受け取り一歩下がって頭を下げる卒業生に目礼を返し、卒業生がメッセージを残して壇を下りて行く見送る)
シスター高橋「篁雪兎」
篁雪兎はい!(元気よく返事をして学院長先生の前に立つ。ぺこりと身体を半分に折るようなお辞儀をしてから顔を上げて)
学院長(目礼を返す)
学院長(証書を手にして)『卒業証書 三年棗組 篁雪兎』
佐島伊月(はらはらしてみている)
学院長『右の者は深葉女学院高等部の課程を修了したことをここに証明する。平成二十年三月二十二日 深葉女学院 学院長』
学院長(証書の向きを変え、手渡す)一年間の紅梅の任、お疲れ様でした。キングの風格となったその成長ぶりに驚いています。この先も身体だけではなく心も大きく成長してください。いつも貴女らしく、貴女が信じて進む道にマリア様のご加護がありますように。ご卒業、おめでとう(微笑)
篁雪兎(嬉しそうにはい!と頷いて一歩進んで証書を受け取る)ありがとうございます!(一歩下がってまた深くお辞儀をする)
学院長(目礼を返す)
篁雪兎(学院長先生の前を離れ、振り向いて立ち止まる。笑顔で皆を見回して)ありがとう!みんな、本当に、本当にありがとうねー!(それは意識なく自然に出た言葉のようで。照れ臭そうにVサインなどしてみせる。ぐるりと見回した視線の先にシスター、学院長先生と捉えるとえへっと誤魔化し笑い、保護者席と教師席にぺこぺこ頭を下げて席へと戻って行く)
佐島伊月(シンプルながら気持ちが伝わる言葉にニヤリ、無事終わった事にほっと息をついて戻る姿を視線で見送る)
伏原麻美子(下を向いて小さく肩を震わせている)
シスター高橋…以上、卒業生***名(名簿を閉じ、何事もなかったかのように)
碓氷輝美まぁ、なんというか…(雪兎の言葉に微苦笑を浮かべて)
シスターシスター高橋さん、いらっしゃいませ。
学院長(最後の生徒の着席を見届け、演台を離れて降壇する)
学院長(席に近づくとステージへ一礼、続いて来賓席へ一礼すると、着席する)
シスター高橋(学院長が席に着いたことを確認して)「聖歌斉唱。」皆さま、ご起立ください。(言葉の後、全員起立したことを確認して下がる。ステージ上に在校生代表の伴奏者。歌い終えて曲がフェイドアウトすると、マイク前に進み出て)ご着席ください。
シスター学院長さん、ごきげんよう。
シスター高橋「学院長式辞。」(仕来り通りに学院長が中央マイクへと進んで行き、式辞を述べる。終了後、学院長が席に着くまで待つ)
久住緑(引き続き式に出ています。退場の段取りで、同級生たちと共に退出していきます。砂子には手紙を送っているとそっと伝えるでしょう)
シスター久住緑さん、ごきげんよう。
シスター高橋「来賓ご祝辞。」本日ご列席のご来賓の方々を代表して、本校高等部PTA会長よりご祝辞を頂戴致します。(仕来り通りにPTA会長が中央マイクへと進んで行き、祝辞を述べる。終了後、会長が席に着くまで待つ)
シスター高橋「来賓紹介並びに祝電披露。」本日ご列席のご来賓の方々をご紹介致します。(お一人お一人来賓のお名前を挙げていく。それぞれ立ち上がりご挨拶を一言ずつ頂戴する。紹介が終わると、政界財界各方面で活躍中のOGたち、または、卒業生の中等部・初等部・幼稚舎の教諭・保育士よりの祝電の一部を披露)なお、会場内に頂戴しました祝電を掲示してあります。時間の関係で全てをご紹介できませんので、どうぞ後ほどご確認くださいませ。(言葉と共に全ての祝電が所狭しと掲示してあるパネルの方向を手で示す。一息入れると口を開き)
シスター高橋「送辞。」在校生代表 二年椿組 朝生智佳子。
シスター高橋(在校生代表が返事をしてマイクの前に。式辞用紙を広げ、卒業生の方を向いて朗々と送辞の言葉を読み始める。(詳細はイベント専用掲示板へ)やがて送辞を終えた在校生代表が式辞用紙を畳んで演台の上に置き、一礼し、席に着くまでを見守る)
シスター高橋「答辞。」卒業生代表 三年椿組 伏原麻美子
シスター高橋(卒業生代表が返事をしてマイクの前に。式辞用紙を広げ、在校生の方を向いて静々と答辞の言葉を読み始める。(詳細はイベント専用掲示板へ)やがて答辞を終えた卒業生代表が式辞用紙を畳んで演台の上に置き、一礼し、席に着くまでを見守る)
碓氷輝美(麻美の名前が呼ばれると、麻美の方へ視線を滑らせて見守る)
篁雪兎…(麻美子よりも輝美を見ていた)
シスター四ッ谷環さん、いらっしゃいませ。
四ッ谷環(教員席のそばに待機。息を潜め、さりげない風を装って卒業生を注視する)
碓氷輝美(ぱっと雪兎へ視線を向けた)
篁雪兎(輝美の視線にはにかんだふりで視線を伏せてみる)
伏原麻美子(挨拶が短かったのは答辞が長い為だったのか、長い長い答辞を読み終え席に戻ってくる)
シスター高橋「表彰。」紅梅寮代表 篁雪兎
篁雪兎(お疲れ様、と麻美子に口パクでねぎらいを)
碓氷輝美……(雪兎の行動に不審そうに小首を傾げつつ戻ってくる麻美に視線を戻した)
シスター学院長さん、いらっしゃいませ。
佐島伊月(皆の挙動などお構いなしに送辞答辞に聞き入っている様子)
篁雪兎(一瞬固まった後で)はいっ!(慌てて立ち上がる)
学院長(仕来り通りの所作で中央マイクに向かう)
篁雪兎(右手と右足を一緒に出し、あれ?あれ?と悩みながら再度学院長先生の前に進み出る。ぺこりとお辞儀をして)
伏原麻美子(口をへの字に結んだままにこりともしない)
学院長(何も見なかったふりで目礼を返すと賞状を手にして)
学院長『表彰状 四寮対抗戦 2007年度優勝 紅梅寮 総合獲得点数500点』2007年度四寮対抗戦におきまして、寮生が力を併せて頑張りました結果、優れた成績を収めましたので、ここに表彰し、トロフィーと記念品を贈呈します。 平成二十年三月二十二日 私立深葉女学院学院長。 おめでとう(微笑と共に表彰状を手渡し、次いでトロフィーも渡す)
篁雪兎ありがとうございます!!(表彰状とトロフィーと記念品をなんとか受け取り、ぺこりっとお辞儀する)
学院長(目礼を返す)
佐島伊月(戸惑う挙動にこめかみに指をあてはするものの、表彰の段には拍手を投げて)
伏原麻美子(でもちょっとドキドキし始めた)
篁雪兎(皆を振り返りトロフィーと表情を掲げて見せて)紅梅寮のみんな、ありがとう!ほかの寮のみんなもありがとう!とても嬉しいです(トロフィーに頬擦りし、キス…を仕掛けて流石に思いとどまり、あちこちにぺこぺこ頭を下げて席へ戻って行く)
学院長(紅梅寮代表が中央マイクを離れると仕来り通りの所作の後、席へ戻る)
シスター学院長さん、ごきげんよう。
伏原麻美子(思わず額に手をやった)
シスター高橋(学院長と紅梅寮代表が席に着いたことを確認して)「記念品贈呈。」卒業生代表 三年楓組 碓氷輝美。在校生代表 二年楓組 四ッ谷環。
碓氷輝美(残念と呟きつつも小さく拍手をして)
此花康子(微笑みながら拍手をして)
四ッ谷環はい。(歩み出て、すべきところに礼をする。中央マイクの前に立って)
橘薫(拍手を終え、今度は記念品贈呈の二人に目を移して)
伏原麻美子うわっ…(思わず声を出してしまって焦る)
碓氷輝美はい!(返事をすると演台のほうへ歩いていき、来賓の方々と先生方に一礼してから決められた位置に立って)
シスター高橋(代表者のふたりが向き合ったところで)在校生より卒業生へ。
篁雪兎輝美、立派になって…(二人を見守りながら)
四ッ谷環(輝美さまと向き合い、アイコンタクトを取るように微笑する)
碓氷輝美(シスターの言葉に環さんを見つめ、少し微笑んだ)
伏原麻美子(固唾をのんで見守っている)
四ッ谷環(マイクを前に、卒業生のお姉さま方にまっすぐ向かい、深く一礼を)ご卒業、おめでとうございます(軽く頭を下げ、手の中のメモを見ながら)卒業生全員と寮別の集合写真、ならびに今年度の卒業アルバム一冊。三年生の皆様の思い出と、ご指導とがいつも私たちと共にありますようにとの願いを込め、以上を学院同窓会に寄贈させて頂きます。
四ッ谷環(メモを畳み、声を張って)皆様の未来が、胸元にお付けした花のように美しく、馨しいものでありますように!在校生一同、心からそう願っています。(再び一礼してマイクを離れる。傍らの台から目録を取り、萌黄の君へ向け捧げ持って。ちらりと笑みを浮かべて輝美さまのお顔を伺う)
佐島伊月(麻美子の様子を横目でニヤリと見てから壇へ視線を向けしきりに拍手)
碓氷輝美ありがとうございます(記念品の目録を両手で受け取るとき一瞬手でばっちりという意味でOKサインを作ってから受け取り、一礼する)
四ッ谷環(OKサインにウインクを返してお渡しし、もう一度礼を)
伏原麻美子………?(泣くのも忘れて輝美と環さんを見ている)
シスター高橋(目録を台に置いたのを確認してから)卒業生より在校生へ。
碓氷輝美(目録を台の上において、シスターの言葉を聞くとマイクの前に進み出て在校生たちの方を向いて)私たちの卒業を記念して母校に記念樹として楠を寮の中庭に、記念品として各寮にそれぞれの寮のカラーの入ったティーセットを贈呈させていただきます。クスノキという名前の由来の一つに霊妙な木、神秘的な木、という意味の「奇(くす)しき木」という説があるそうです。それから伐られても枝がすぐに伸び、長寿であることから、子どもの守護神ともされているようです。神秘の力が宿っているのかはわかりません。ですが、深葉の子たちをずっと護ってもらえるよう卒業生一同の願いを籠めてこの木を贈ります。そしてティーセットがこれからも私たちの愛する母校に笑顔を咲かせるきっかけの一つになれば、この上ない幸せです。
碓氷輝美いつか私たちが母校に戻ってきたとき、成長した記念樹と深葉生の笑顔が温かく出迎えてくれることを、卒業生一同楽しみにしています(一礼しかけるも一旦止めて)あ、その際はこのティーセットでお茶とお菓子がいただけることも卒業生一同楽しみにしています。(最後に余計な一言を卒業生全員を巻き込んで言ってから、台から目録を取り、環さんの方へ向き直って差し出す)
篁雪兎お茶とお菓子……(嬉しそうににへらっと笑った)
伏原麻美子輝美……(涙も乾いた)
四ッ谷環ありがとうございます。(笑いをこらえつつ受け取り、深く一礼する。頭を上げて口元を笑ませ)一緒にティーセットを使わせていただくのを楽しみにしています。お菓子はお持たせでも宜しければ。(マイクなしでもそれなりに通る声で付け加えて)
佐島伊月(穏やかな笑みで贈答の様子を見守った)
四ッ谷環(笑顔のまま目録を台の上にそっと載せ、礼をして下がる)
シスター四ッ谷環さん、ごきげんよう。
シスター高橋(代表二名がそれぞれ席に着くまで見守る)
碓氷輝美(環さんの言葉に微笑んで頷きだけを返して、一礼すると環さんとあわせるように戻っていき、途中でわかれて自分の席へ)
シスター高橋「校歌斉唱。」皆さま、ご起立ください。(言葉の後、全員起立したことを確認して下がる。ステージ上に在校生代表の伴奏者。歌い終えて曲がフェイドアウトすると、マイク前に進み出て)ご着席ください。
シスター高橋「閉会宣言。」以上をもちまして、2007年度 私立深葉女学院高等部卒業式を終了致します。
シスター高橋「卒業生退場。」(練習通り、桜組から立ち上がり在校者席を通り抜けて退場して行く卒業生を見送る)
橘薫(立ち上がり、皆と一緒に退場していく)
シスター高橋卒業生は在校生席を通り抜けてご退場ください。
篁雪兎(立ち上がり列に並ぶと在校生席へと向かう)
シスター橘薫さん、ごきげんよう。
シスター篁雪兎さん、ごきげんよう。
佐島伊月(立ち上がって普段どおりの足取りで在校生席へ)
シスター佐島伊月さん、ごきげんよう。
伏原麻美子(静かに席を立ち、皆に続く)
シスター伏原麻美子さん、ごきげんよう。
此花康子(立ち上がり、椿組の後に続いて退場する)
碓氷輝美(立ち上がって自クラスの列に並ぶと泣いているクラスメイトを慰めたりしつつ、在校生の席へ)
シスター此花康子さん、ごきげんよう。
シスター碓氷輝美さん、ごきげんよう。
シスター高橋在校生も順次退出してください
シスター高橋…皆さんの行く先に幸多き事を(アーメン、と十字を切り)
シスターシスター高橋さん、ごきげんよう。
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