PBC私立深葉女学院高等部 在校生名簿
22/08/17登録
肩甲骨あたりまでまっすぐ伸びた重めの黒髪を、毛先だけ少し軽く遊びが出るようにカットしている。 前髪は眉が隠れる程度の長さに切りそろえて右目の上で軽く分け、横髪は多めに取って輪郭に添わせるように。 気が向けばハーフアップ等アレンジを入れるが、朝に弱いため大抵は毛先を軽く内巻きにするだけで終わる。 睫毛は量が多いものの全て下向きで揃っており、下がり気味の眉も相俟って黙っていると少し眠そうに見える。 肌は白いが焼けにくい体質というわけではなく、単純にインドア派の象徴。
基本的には素直で穏やか、少々マイペース。 ここぞというときは頑として譲らない意思の強さを持っているものの、こだわる対象が少ないためにその面が見えるのはかなり稀。 家族の大半が合理的な理系人間であった反動か、遠回りや寄り道を好む傾向にある。 人との関わりも独りの時間もそれぞれ楽しめるタイプ。 文芸部ではもっぱら読み専、手芸部では黙々と刺繍を刺している。 文系教科はかなり得意だが理系教科は赤点すれすれ低空飛行、普段運動をしないため体育も苦手。
両親と兄が2人の5人家族。 父方の祖父は都内の総合病院の院長、父は副院長、兄はそれぞれ研修医と医大生という医者一族。 当人にそちらの才能は無いが、家業は兄たちに任せる心算のため気にしていない。 専業主婦の母は関西の名家出身で、いわゆる政略結婚であったものの家族仲は良好。 初等部までは深葉、中等部からは関西にある母の出身校に転入する予定だったが、初等部時に当人が猛反発して現在に至るまで深葉で過ごしている。