| 2007/09/25(Tue) 01:35:32 編集(投稿者)
(壇上に上がって、緊張からか唾を一度飲み込むと頭を下げようとしてマイクにでこをぶつけ、ゴッ―という音が響いた。いきなりの失敗に苦笑いを浮かべながら)
ご、ごきげんよう、3年楓組碓氷輝美です。
えー…この度は萌黄に選任いただきありがとうございます。 実はこれからのことを考えると色々と混乱しているというのが本当なのですけど…。
皆さまも知っての通り…なのかはわかりませんが、私はバレー部の部長を務めさせていただいていました。 今回、萌黄の任に付くことでバレー部部長は辞任することになりました。私にとって、萌黄寮とバレー部どちらが大切と優劣をつけられるものではありませんが、萌黄を選択することに致しました。 その理由は、皆さまからの期待と私からの期待です。たぶん、鴫子さんなら私以上の萌黄になってくれることと思います。票数も僅差でした。ですが、それでも私が選ばれたのであれば私はその期待に応えたいと思いました。そして、私からの期待はバレー部のみんなへです。個人的なことで申し訳ありませんが、バレー部のみんな後で集合。後任の部長を2年生から選びます、交代がいつもよりちょっと早いけどみんなならちゃんとやれると信じてるわ。それにその分、チームワークも鍛えられるでしょう。 広報委員会の皆さんは私が抜けてもしっかりやってくれるはずですから、あえて何も言いません。
さて、萌黄寮の皆さん、他寮の皆さんもこれからよろしくお願いします。 華園会の経験は全くないので、色々至らぬところもあるかと思います。 それでも、私は皆さんを引っ張っていけるよう、寮対抗戦も萌黄寮がここから逆転優勝できるように一生懸命がんばります。 ですから、どうか私が困っていたときは助けてやってください。 みんなでこれからの半年弱、楽しく過ごせるようにしましょう。
最後に一つだけ。 薫、今まで私たちを引っ張ってくれてありがとう、お疲れさま。 私じゃ橘薫のようにはなれないけれど、碓氷輝美なりにがんばるよ。
それでは、最初の挨拶から至らぬところばかりでしたが、皆さまこれからよろしくお願い致します。
(今度は一歩退いて一礼し、同じ轍を踏まずにすんだ。心の中で、あー…緊張したと呟きながらも、しっかりとした足取りで壇上から下りていった)
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