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■1008 / inTopicNo.1)  2016年度卒業証書授与式
  
□投稿者/ 事務局 -(2017/03/11(Sat) 00:39:05)
http://fukaba.grats.jp/img/hall2.gif
    送辞・答辞・記念品授受担当の皆様は、3/18PL22:00迄にすべての書き込みを終了してください。
    書き込みの順番は特に問いません。
    優勝寮につきましては、3/15の締切後の書き込みになります。
    期限までの書き込みがご無理な場合は、事務局まで郵便でのご連絡をお願いします。

    日時 ■ 2016/3/18(土) PL22:00-
    場所 ■ 講堂(フリールーム1:卒業生用 / 2:在校生用)
    内容 ■ 卒業証書授与

    ※どうしても時間のかかる行事のため、卒業証書授与のみチャット内で行います。

    詳しい内容は連絡詳細の「2016卒業式次第とご注意」でご確認ください。

    こちらには掲示板進行の内容を記載します。
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■1009 / inTopicNo.2)  送辞
□投稿者/ シスター高橋 -(2017/03/11(Sat) 00:40:41)
    「送辞 在校生代表 二年楓組 折原つかさ」

    (返事をして起立、自席からマイク前に移動して送辞を済ませ、席へ戻るまでをロールしてください。
    ステージ壇上は使用しませんのでご注意ください/URL参照のこと)

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■1010 / inTopicNo.3)  答辞
□投稿者/ シスター高橋 -(2017/03/11(Sat) 00:41:58)
    「答辞 卒業生代表 三年菫組 天鳥希子」

    (返事をして起立、自席からマイク前に移動して答辞を済ませ、席へ戻るまでをロールしてください。
    ステージ壇上は使用しませんのでご注意ください/URL参照のこと)

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■1011 / inTopicNo.4)  表彰
□投稿者/ シスター高橋 -(2017/03/11(Sat) 00:43:38)
    2017/03/18(Sat) 14:43:49 編集(投稿者)

    「2016年度寮対抗戦表彰 優勝、紅梅寮。
    紅梅寮の寮長はマイク前にお願いします」


    (優勝トロフィーを寮に、また、寮生には記念品のペンダントトップを差し上げますので、代表して寮長が受け取ってください。
    こちらの寮長のレスに、祝福や寮生の喜びの声をレスしてくださっても構いません)



    ――[参考/世界観より抜粋]――

    『卒業式時に優勝寮寮長宛に優勝トロフィー(リボンに「20×× 寮名」等と優勝年と寮名が記載)が贈られます。
     また、寮生全員に直径2cmのペンダントトップが贈られます。表には校章が洒落れたデザインにデフォルメされており、中央の「F」は優勝寮のイメージカラーです。
     裏面に「四寮対抗戦 20×× 寮名」と三段に彫られており、高等部の3年間の3回のみ、しかも、その年の優勝寮生しか手に出来ない貴重な品です。
     材質はシルバーですが、それほど高価な品ではありません。しかし、高等部の生徒やOGであればその謂われ・誇りを必ず知っているという逸品です。
     学院内でタグの他に唯一身に付けることが許されるアクセサリーですが、卒業後は大事に仕舞っておき、同窓会等で身に付けるOGが多いようです。』

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■1012 / inTopicNo.5)  記念品贈呈/在校生から卒業生へ
□投稿者/ シスター高橋 -(2017/03/11(Sat) 00:45:27)
    「記念品贈呈
    卒業生代表、三年楓組 愛宕絵美璃。在校生代表、二年菫組 久世佳乃子。
    在校生から卒業生へ」


    (卒業生・在校生席からマイク前に歩いて来てください。
    在校生代表はコメントと共に卒業生代表へ記念品を手渡してください。
    卒業生代表は受け取り、コメントをお願いします)

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■1013 / inTopicNo.6)  記念品贈呈/卒業生から在校生へ
□投稿者/ シスター高橋 -(2017/03/11(Sat) 00:46:14)
    「続きまして、卒業生から在校生へ。」

    (卒業生代表はコメントと共に在校生代表へ記念品を手渡してください。
    在校生代表は受け取り、コメントをお願いします。
    その後、各自席へお戻りください)

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■1018 / inTopicNo.7)  記念品贈呈
□投稿者/ 久世佳乃子 -(2017/03/15(Wed) 22:33:49)
    (気持ちを宥めるよう呼名から一拍置いての返事をし、少々ぎこちない動きにてマイクの前まで。
     所定の位置に立って卒業生代表と向かい合った際には、腫れぼったい目許を思い出して面映げに微笑みもしたけれど。
     姉の顔を見て幾分緊張が解れたのか、落ち着いた様子で手にした目録を広げマイクに向かって)


    美しく晴れわたる弥生の空が、旅立ちを寿いでいるかのようです。
    この佳き日に卒業を迎えられたお姉さまがた、誠におめでとうございます。

    在校生一同より、お姉さまがたの門出を祝し、
    一、木製タグケース
    一、ペン、及び革製のペンケース
    一、贈る言葉冊子、及びスナップ写真アルバム
    以上をお贈りいたします。

    深葉の学院カラーである深緑色のタグケースは、天板にガラスが嵌め込まれています。
    これには、手に取り蓋を開けずとも中身を眺められるように、との願いを込めました。
    くぼみに収めた、高等部での三年間をともにしたタグや、姉妹の想いの詰まったタグが、
    瞳に映るたびにお心をほっこりと和ませてくれたら、何よりです。

    二点目は、多機能ペンと帯止め式の革製ペンケースです。
    黒と赤のボールペン2色とシャープペンが一体になった多機能ペンは、新生活でもお使いいただきやすいかと存じます。
    また学院色の軸にアクセントとして寮色が配され、それぞれのお名前が刻まれたデザインは、
    みなさまに親しみを感じていただけるのではないでしょうか。
    革製のペンケースには、ペンと一体感を持たせるため、帯止めの飾りに寮色の校章が配されています。
    革製品は真新しい香りも素敵ですが、使い込むほどに独特の風合いが生まれ、味が出ると言われております。
    お姉さまがたのお手元でどのように育ったのか、いつか拝見する機会に恵まれましたら、とても嬉しく思います。

    各々の感謝と敬愛の気持ちを託した贈る言葉の冊子と、楽しくやさしい光景を集めたスナップ写真集をあわせ、
    以上三点を、2016年度の卒業記念品としてお贈りいたします。

    これから希望を携え、それぞれの道へと踏み出されるみなさま。
    よろこびの日はもちろん、ときに苦しみ悲しまれる日も訪れるかと存じます。
    そんな日々にも、これらの品がすこしでもお心に寄り添い、背を押す一助となりましたらさいわいです。
    敬愛するお姉さまがたの、だいすきなおねえさまの歩まれる道が、どうか光に満ちたものでありますように。

    平成二十九年三月十八日
    在校生代表 久世佳乃子


    (一語一語を大切に紡いだ締めの言葉に、潤みを帯びた涙声が混じり、ほんのり上ずってしまったのはご愛嬌。
     目録を畳み直してお渡しすると、深く丁寧なお辞儀を向け。上げた頭で、ちゃんとできたでしょう、と言わんばかりの得意げを)
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■1023 / inTopicNo.8)  答辞
□投稿者/ 天鳥希子 -(2017/03/17(Fri) 02:17:17)
    (妹の送辞を、ハンカチを握りしめてドキドキしながら聞いていて、終わるとホッとしたような笑顔になり。席に向かう妹の姿を目で追い掛けていたが、続いて名前を呼ばれると一瞬反応が遅れたものの、すぐに自分の立場を思い出して元気に「はい」と返事をする。あちらこちらに練習通りに礼をし、ゆっくりと歩いて行くうちに緊張に手足の順番が分からなくなったりしつつも、なんとかマイク前にたどり着いて。深呼吸して式辞用紙を広げ、できるだけ声を張り、ゆっくり丁寧を心がけて)


    答辞


    春です!
    鳥が歌い、花が芽吹き、眠っていた何もかもが目覚めるこの季節、わたしたち卒業生は旅立ちの時を迎えました。
    本日はわたしたち卒業生のために、このような心温まる卒業式を催していただき、本当にありがとうございます。
    わたしたちは、幼稚舎からであれば14年間、寮生活になる中等部からならば6年間、いっぱい学び、遊び、笑い、泣き、楽しみ、共に過ごしてまいりました。
    本当に、本当に、あっという間の月日でした。

    そして、構内のどこを眺めても、短いけれども濃く感じた高等部の三年間に重ねた季節の数以上の思い出が溢れ出してきます。
    春、桜の木の下でドキドキしながら自己紹介しました。
    最初は恥ずかしかったのに、気づけば全力で踊っていたマイムマイム。
    グラウンドでの体育祭、姉妹や友人と二人三脚をしたり、寮生たちや先生方と大縄跳びをしたりして、心を通わせ合いました。
    夏、浴衣姿で賑わう寮屋上で夕涼みをしながら花火を見て、屋台で童心に返り遊びました。
    プールでの対抗戦では励まし合い競い合いながら、泳ぎが苦手なりに頑張りました。
    秋、体育館の平均台じゃんけんで燃えました。
    深葉祭の構内は、いろいろな格好の人が入り乱れて万華鏡のようでした。
    冬、クリスマスには綺麗に飾られたコモンホールではしゃぎ、寮中庭の幻想的なスノーキャンドルにうっとりしました。
    最後の対抗戦、百人一首とのにらめっこにも力が入りました。
    DAルームのコタツには、仲良し同士でお茶を飲んで会話をしてゆっくりくつろぐという、日常的で、だからこそ忘れられない思い出がいっぱいあります。
    他にも、カフェテリアや食堂では小母さまの温かい手料理で四季折々の味を楽しみ、中庭でネコと遊び、深葉の森の木々に季節の移ろいを感じました。

    まだまだいっぱいある抱えきれないほどの思い出を胸に、わたしたちは明日からそれぞれの道を歩き始めます。
    楽しいことやうれしいことがいっぱいあると信じていますが、苦しい事や辛いこともあると思います。
    そのような時、深葉女学院で培った経験と、ここで得た友や姉妹の存在はとても大きな支えになるでしょう。
    学院長先生をはじめとした先生方、シスター、小母さま方、OGのお姉さま方、そして、慈しんで今日まで育ててくれた家族の皆さん、今まで本当にありがとうございました。
    わたしたちは今、新しい道のスタートラインに立っています。
    でも、まだまだ未熟なわたしたちですから、これからも道に迷い、動けなくなる時もあると思います。
    どうぞ、大きな愛で見守っていてください。
    そして、必要と感じたら叱咤激励してくださいますと大変ありがたいです。

    共に過ごし、支えてくれた妹たち。皆さんのことが大好きです。
    これからも、皆さんの前を歩いていることを忘れずに、自分の道をしっかり進み、背中を追いかけてもらえるよう頑張って行きます。

    最後になりましたが、わたしたちの心のふるさとである深葉女学院のますますのご発展を祈念いたしまして、答辞とさせていただきます。


    平成二十九年三月十八日 卒業生代表 天鳥希子


    (式辞用紙をたたむと所定の場所に置いて深く一礼、その後あちこちにお辞儀をし、最後に在校生席へやり切った満足そうな笑顔を向けると、右手と右足を同時に出しながら席へ戻って)

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■1026 / inTopicNo.9)  記念品贈呈
□投稿者/ 愛宕絵美璃 -(2017/03/18(Sat) 04:06:57)
    (溢れ出る愛と大さじ一杯の寂しさに、ひと摘みの悪戯心をふりかけた行動が成功すれば、いつもすぐさま気持ちが反映される表情は満足感を隠そうともしない。
    妹から一歩二歩と離れると、演台に置かれた広蓋にある目録と受け取った目録を交換して、改めて妹の前に所定の距離で向かい合う。
    一度小さな深呼吸をしてから、ゆっくりと目録を広げて)

    2016年度卒業生より、在校生へと贈る記念品として
    一つ、寮中庭にライラックの木の植樹を行います。
    一つ、DAルームのこたつとこたつ布団等の新調を行います。
    一つ、在校生全員にハンカチを贈呈します。

    ライラックにはたくさんの花言葉があります。
    楽しかった学院生活ばかりが次々と思い浮かぶ『友情』『大切な友達』『青春の喜び』
    愛しい姉妹との日々が色鮮やかによみがえる『出会いの喜び』『愛の芽生え』『美しい契り』
    わたしたちの高等部での三年間の幸せな『思い出』がすべて籠められています。
    あとひと月もすれば、色褪せぬ思い出の数だけ美しい花が見られるでしょう。
    そして来年、再来年には皆さんの思い出の分もライラックの可愛らしい花が咲き誇ることと思います。

    DAルームは、1年を通して多くの生徒たちに憩いと癒しを提供してくれる場所でした。
    特に冬場のコタツはわたしたちにとって、ゆっくりと寛ぎながら友人たちとの交流を深める場所であったと思います。
    そこで、わたしたちは大事な社交の場に感謝と労いの気持ちを籠め、コタツとコタツ布団を新調させていただきます。
    新しいコタツがまた新たな思い出を積み重ね、これまで同様――いえ、なお一層、DAルームが過ごしやすい素敵な空間になれば幸いです。

    以上の二点は、わたしたちが過ごしてきたこの歴史と伝統ある学院とこれまで形作ってきてくださった方々への感謝と、
    今ここにいる1,2年生も含めたこれからの学院を担っていく人たちを支える存在に、これからわたしたちもなっていくという決意の証です。
    そして最後にお渡しするものは、わたしたちが顔も名前も知っているあなたたちだけのものです。

    可愛い妹たちのことを想って、それぞれの寮の色のハンカチに、卒業生全員で皆さんのイニシャルを刺繍しました。
    だけどハンカチが皆さんの手元に届くのは、まだこれからのことだと思います。
    もしこの卒業式で泣いてしまう子がいたら、その涙も拭いてあげられない最後まで不出来なお姉さまたちを許してね。
    その代わり、必要なときには絶対にこのハンカチがみんなに勇気と力を与えられるよう、たくさん願いを籠めたから。

    以上の三点を、記念品として贈呈致します。

    敬愛する母校と親愛なる妹たち、そして最愛の妹へ――感謝と更なる愛を込めて。
    ごきげんよう。

    平成二十九年三月十八日
    卒業生代表 愛宕絵美璃

    (目録を読み上げ終えて、安堵と寂しさとその他改めて整理できたいろいろな感情を小さく小さく纏めた溜息を、ふっと吐き出してスッキリした表情。
    元の形に畳んだ目録を、妹の手を取りながら先ほど言葉にした気持ちと一緒に託すと、にこりと微笑みかけてから一歩離れて深くお辞儀。
    しかし顔を上げれば、わたしもちゃんとできたわよ?なんて姉らしくない言い分がありありと見てとれるしたり顔)
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■1028 / inTopicNo.10)  記念品拝受
□投稿者/ 久世佳乃子 -(2017/03/18(Sat) 21:57:26)
    (贈呈を終えてほっとしたのも束の間、ハンカチのくだりを聴く頃には留めきれなくなった涙が頬を伝ってしまったけれど。
     手の甲でそれを拭い呼吸を整えるための軽い深呼吸を挟むと、触れた姉の手に微笑んで頷き、一歩下がってお辞儀を返す。
     そうして見つけた姉の表情には、控えめながら吐息までを笑わせて、受け取った目録をそぅっと胸元に抱き込み)


    この度は、すばらしい記念の品々を賜り、在校生を代表して厚くお礼申し上げます。
    お姉さまがたのお心とともに、ここに大切に受け取らせていただきます。

    寒さに負けない強さも、あたたかな春風に誘われて花ひらく様も。
    手を取り合って房となり、陽光に負けない輝きを放つところも。
    やさしく心をなごませる香り豊かなところまで、お姉さまがたらしいお花だな、って。
    咲きほころぶライラックを脳裏に浮かべて、頬がゆるむ思いがいたしました。
    これからわたしたちは、出会いや友情のよろこびを感じるたびに、
    花びらの一枚一枚にお姉さまがたの笑顔を重ね、その花言葉を噛み締めることでしょう。

    お勉強におしゃべりにとたくさんの思い出があるDAルームも、寮生交流室の名にふさわしく、
    こたつテーブルを囲む憩いの場として、ますます賑わうことと存じます。
    お布団の出番は冬場までおあずけとなりますが、こたつが恋しくなる季節は、
    新たな旅立ちの足音を感じ、そのための準備を整える季節でもあります。
    それに伴うすこしの不安は、こたつのやさしいぬくもりに溶かし、かけがえのない時間をめいっぱい大切に過ごしてまいります。

    そして、わたしたちにとって何よりも、お姉さまがたのありがたみを実感することになるでしょう、ハンカチ。
    お受け取りして初めに拭くことになる涙はきっと、いまのこの涙と同じ、いとおしさからのものでしょう。
    旅立ちの日にまでわたしたちを気遣ってくださる、すてきなお姉さまがた。だいすきなおねえさま。
    そんなみなさまを、不出来だなんて思う妹がどこにいるでしょうか。
    この感謝と幸福を伝えきるための言葉が見つからなくて、もどかしい気持ちでいっぱいですけれど。
    その代わり、この先、お姉さまがたが不安を抱えて振り向かれた際には、
    わたしたちが支えとなれるような笑顔をお見せすることを、ここに誓わせていただきますね。

    在校生一同、賜りました品々と、何よりそこに込められた思いに恥じないよう、
    また受け取った絆と伝統を妹たちへ繋いで行くべく、お姉さまがたの背を追いかけ、精一杯努力し歩みます。
    本当に、ほんとうに、ありがとうございました。


    (何とかそれ以上崩れることもなく拝受の言葉を括ると、誤魔化しきれないさみしさと紡いだ通りの感謝や幸福が入り交じる
     泣き笑いの表情で、もう一度深々とお辞儀をして。
     抱き締めていた目録をそぅっと台の上に下ろしたら、新たに滲んだ涙をそのままに、まっすぐ顔を上げ背筋を伸ばして自席へと)
引用返信 削除キー/
■1029 / inTopicNo.11)  記念品拝受
□投稿者/ 愛宕絵美璃 -(2017/03/18(Sat) 22:44:13)
    (妹と一緒に名前が呼ばれることに、嬉しさと誇らしさいろいろと溢れてくるものを隠そうともせず笑顔でしっかりと返事をして立ち上がり。
    壇上で妹と向き合えば、にっこりといつも通りの笑顔を向けてみせてから、目録が読み上げられるのをただ静かに聞き入って。
    目録をしっかりと受け取ると、うず…と何か衝動めいたものが湧きだすもののまずはとマイクの前に立って、)

    在校生の皆さんの想いがこもった記念品の数々、ありがたく受け取らせていただきます。
    ――なんて、こんな堅苦しいあいさつじゃ、気持ちが真っ直ぐ胸の奥まで伝わらないわよね。
    だから、まだ途中ですが一言だけ失礼します。

    みんなありがとう、とっても嬉しい!

    失礼しました。

    さて、わたしたちが高等部で過ごした三年間はその言葉だけでは推し量れないほど、わたしたちという人間一人一人を形作る上で大きなものを占めています。
    その三年間を皆さんとこの場所で過ごした証、友人や姉妹との愛すべき記憶、そのすべてがタグケースとアルバムの中で、磨き抜かれた銀細工のようにキラキラと輝き続けることでしょう。

    そんな色褪せぬ思い出を胸に、わたしたちは旅立ち、そして未来に待ち受けている様々な出来事をそのペンで新しい思い出として書き留めていきます。
    また家族、友人、姉妹、大切な人たちへ伝えたい気持ちを紡ぐときにも大活躍してくれることと思います。
    皆さんが生を与えてくれたペンケースとともに、大事に大事に使わせていただきます。

    いただいた記念品どれもがとてもありがたく、ですがそれもすべてそれぞれの品に皆さんの想いがこめられているからこそです。
    わたしたちにとって何よりの支えであり、助けとなるのは愛しい妹たちの存在であることを忘れないでください。

    これまでもこれからも、わたしたちは、あなたたちがいるからがんばれる。

    宣言したからには、皆さんに恥ずかしい姿を見せないよう、胸を張ってちゃんと背中が見えるようにしないとね。
    みんなの足音がついてくるのを聞きながら、ちゃんと歩いていくから。
    それじゃあ、お先に。

    (前もって事細かには考えることのできない返礼の挨拶、後で思い返せばきっと自分でも意外だと思えるような言葉で締めくくる。
    しかし妹の得意気な顔をばっちり目撃してしてからふつふつと溢れそうになっていた気持ちを抑えきれなくなって、ちらりと職員席を一瞥、もう一つちらりとステージ下の生徒たちと一瞥。
    何かやらかしますという合図をこれでもかというくらいワザとらしく送ってから、止めが入る猶予を待つこと一秒。
    妹の肩を抱き寄せてぎゅっと熱い抱擁をして、その少しの間だけたくさんの人の目の前で、姉妹たった二人だけの言葉を交わす時間を強制的にいただくことに。)
引用返信 削除キー/
■1030 / inTopicNo.12)  送辞
□投稿者/ 折原つかさ -(2017/03/18(Sat) 23:29:59)
    (厳かな気持ちで式の進行を見守っており、自分の名前が呼ばれると「はい」と静かな口調で返事をして。
    ゆっくりとした足取りでマイクの前まで行くと、各方面に向かい仕来り通りの黙礼を。
    正面を向いたあとに視線は一度、お姉様方の方へ送られ、浮かべる表情は小さな笑みを浮かべたもの。
    式辞用紙を開くと穏やかな淀みない口調で読み始め)


    草木が芽吹き、桜の蕾が膨らみ始め、猫も日向であくびをしています。見回せば辺りいっぱいに春を感じられる季節になりました。
    この良き日に深葉女学院高等部を旅立たれるお姉様方、ご卒業おめでとうございます。
    在校生一同、心からお祝い申し上げます。

    今、お姉様方の胸の中には、この学び舎で経験した様々なこと、ご友人やご姉妹との楽しい思い出、そして、未来への溢れ出す夢や希望があるのではないでしょうか。
    わたしたちの胸には今、お姉様方と過ごした日々の思い出が次々と蘇っています。
    思い返せば二年前、高等部に入学したばかりで右も左もわからずに戸惑っていた時、お姉様方の笑顔と差し出してくださった手にとても安心しました。
    寮対抗戦では勝利を目指して一緒に戦う楽しさを、深葉祭では一つのものを作り上げる喜びを教えてくださいました。
    特別な絆が結ばれた日には、幸せや嬉しさで心が温まりました。
    他にも、寮での生活や委員会、部活動で皆さまとご一緒しながら、たくさん話をして笑いあったことは、わたしたちにとって大事な宝物です。
    お姉様方は、いつでも鮮やかに颯爽と、優しく時には少し厳しく、わたしたちの前を歩き導いてくださいました。
    本当に感謝をしております。

    もし、今この時、未来に対して不安な気持ちも抱いていたとしても、お姉様方にはこの学院で過ごした思い出や、結ばれた沢山の絆があります。
    きっと、それらがお姉様方を支え、進んでいく為の力になってくれるのではないでしょうか。
    ですから、わたしたちはお姉様方なら大丈夫だと確信をしています。
    どうか、これからもわたしたちの前を歩いて行って下さい。
    わたしたちは「お姉様方もこんな体験をされたのだろう」「お姉様方もこんな思いをされたのだろう」と思いながらその背中を追いかけていくことでしょう。
    これからはわたしたちの番です。お姉様方がしてくださったように、妹たちの前を歩いて行くとお約束をします。
    だから、時には高等部へ遊びにいらしてその姿を近くで拝見させてください。その際には、わたしたちも成長をした姿をお見せ出来るように頑張ります。

    まだまだ名残は尽きませんが、最後にお姉様方のご健勝とご活躍をお祈りして送辞とさせていただきます。


    平成二十九年三月十八日
    在校生代表 折原つかさ

    (読み終えると深々と頭を下げ。下げている頭はほんの少しだけ長いもの。何かを耐えるように肩が小さく震え、拳はギュッと握り締められており。
    それでも顔を上げた時には何時も通りの笑みを浮かべて。
    再び各方面へ仕来り通りの黙礼をすると、ホッと息を吐き出しどこかやり遂げた感を出しながら自分の席へ戻っていって)
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■1044 / inTopicNo.13)  受賞
□投稿者/ 愛宕絵美璃 -(2017/03/22(Wed) 03:58:27)
    (愛する自寮の名前が高らかに呼ばれると、いまだにちょっと信じられないという気持ちと、優勝した嬉しさが混ざり合って、本当に優勝したという実感となって立ち上がった身体の隅々まで浸透していく。
    周りに座っていた同じクラスの紅梅寮生たちと顔を見合わせて、改めて真実であることを確認すると、在校生席を振り返って喜びに沸いているのが見えて手を挙げてみせて。
    誇らしげな様子で壇上へと進み出ると、トロフィーとペンダントトップを受け取ってから、マイクの前に立って)

    正直な気持ちを言うと、すごく嬉しいのと同時にそれ以上にビックリしています。
    だって、今年の紅梅寮は対抗戦で優勝できなかった唯一の寮だから。
    もしかしたら、ただの1度も1位にならなかった寮が総合優勝した年はこれまでなかったかもしれません。
    だけど、唯一最下位もありませんでした。
    1年間を通して力を発揮し続けてくれた紅梅寮のみんなのおかげで、わたしは今ここに立たせてもらっています。
    最後まであきらめずにがんばることの大切さを、改めてみんなに教えてもらいました。
    卒業を迎える今日この日まで、わたしはみんなに貰ってばかりね。
    ありがとう、みんなと一緒に挑戦し続けた1年間はわたしにとって宝物です。

    もちろん、紫苑、萌黄、白樺各寮のみんなががんばらなかったというわけではなく、春夏秋冬いつだってみんなの強さを思い知らされていました。
    だからこそ、次は勝てるようにがんばろうってずっと思い続けられたのかなって、今ならそう思えます。
    ありがとう、みんなと一緒に競い続けた1年間はわたしにとって誇りです。

    この1年を共に走り抜けてここにいるみんなに感謝と愛と、そしてお疲れ様を。
    ありがとう!楽しかった!大好き!

    (深々とお辞儀をすると、卒業生席と在校生席を見回して破顔一笑してトロフィーを掲げてみせてからステージを後にした。)
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