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■551 / inTopicNo.1)  2021年度卒業証書授与式
  
□投稿者/ 事務局 -(2022/03/07(Mon) 00:59:08)
    https://fukaba.grats.jp/img/hall2.gif

    送辞・答辞・記念品授受担当の皆様は、卒業式当日までに書き込みを終了してくださるとありがたいです。
    最終的には今年度中に宜しくお願いします。

    書き込みの順番は特に問いません。
    優勝寮につきましては、3/15の締切後の書き込みになります。


    日時 ■ 2019/3/19(土) PL22:00-
    場所 ■ 講堂(フリールーム1:卒業生用 / 2:在校生用)
    内容 ■ 卒業証書授与

    ※どうしても時間のかかる行事のため、卒業証書授与のみチャット内で行います。

    詳しい内容は連絡詳細の「【関係者必読】2021年度卒業式次第とご注意」でご確認ください。

    こちらには掲示板進行の内容を記載します。
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■552 / inTopicNo.2)  送辞
□投稿者/ シスター高橋 -(2022/03/07(Mon) 01:00:55)
    「送辞 在校生代表 二年楓組 宝寿絃」


    (返事をして起立、自席からマイク前に移動して送辞を済ませ、席へ戻るまでをロールしてください。
    ステージ壇上は使用しませんのでご注意ください/親記事のURL参照のこと)
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■553 / inTopicNo.3)  答辞
□投稿者/ シスター高橋 -(2022/03/07(Mon) 01:03:36)
    「答辞 卒業生代表 三年楓組 辻美乃里」


    (返事をして起立、自席からマイク前に移動して答辞を済ませ、席へ戻るまでをロールしてください。
    ステージ壇上は使用しませんのでご注意ください/親記事のURL参照のこと)
引用返信 削除キー/
■554 / inTopicNo.4)  表彰
□投稿者/ シスター高橋 -(2022/03/07(Mon) 01:06:11)
    2022/03/17(Thu) 02:31:54 編集(投稿者)

    「2021年度寮対抗戦表彰 優勝、紅梅寮。
    紅梅寮の寮長はマイク前にお願いします」



    (優勝トロフィーを寮に、また、寮生には記念品のペンダントトップを差し上げますので、代表して寮長が受け取ってください。
    こちらの寮長のレスに、祝福や寮生の喜びの声をレスしてくださっても構いません)



    ――[参考/世界観より抜粋]――

    『卒業式時に優勝寮寮長宛に優勝トロフィー(リボンに「20×× 寮名」等と優勝年と寮名が記載)が贈られます。
     また、寮生全員に直径2cmのペンダントトップが贈られます。表には校章が洒落れたデザインにデフォルメされており、中央の「F」は優勝寮のイメージカラーです。
     裏面に「四寮対抗戦 20×× 寮名」と三段に彫られており、高等部の3年間の3回のみ、しかも、その年の優勝寮生しか手に出来ない貴重な品です。
     材質はシルバーですが、それほど高価な品ではありません。しかし、高等部の生徒やOGであればその謂われ・誇りを必ず知っているという逸品です。
     学院内でタグの他に唯一身に付けることが許されるアクセサリーですが、卒業後は大事に仕舞っておき、同窓会等で身に付けるOGが多いようです。』
引用返信 削除キー/
■555 / inTopicNo.5)  記念品贈呈/卒業生から在校生へ
□投稿者/ シスター高橋 -(2022/03/07(Mon) 01:10:43)
    「記念品贈呈
    卒業生代表、三年菫組 林堂沙耶加。在校生代表、二年菫組 六条加奈子。
    卒業生から在校生へ」


    (卒業生・在校生席からマイク前に歩いて来てください。
    卒業生代表はコメントと共に在校生代表へ記念品を手渡してください。
    在校生代表は記念品を受け取り、コメントをお願いします)
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■556 / inTopicNo.6)  記念品贈呈/在校生から卒業生へ
□投稿者/ シスター高橋 -(2022/03/07(Mon) 01:22:44)
    「記念品贈呈
    続きまして、在校生から卒業生へ」

引用返信 削除キー/
■565 / inTopicNo.7)  記念品贈呈
□投稿者/ 林堂沙耶加 -(2022/03/14(Mon) 21:45:04)
    (式が進んで行くのを穏やかな気持ちで過ごし、
    やがて自分の名前が呼ばれると「はい」と通る声で返事をして立ち上がる。
    自分の席からしっかりとした足取りで歩を進め、方々へ礼をしてからマイクの前へと。
    向かい合う加奈子さんと目が合うと少し表情を緩めて。
    目録を広げるとゆっくりと言葉を紡ぎ出し)

    2021年度卒業生より、在校生へと贈る記念品として
    一つ、寮中庭に楓の木の植樹を行います。
    一つ、AVルームのソファーやクッションの新調を行います。
    一つ、在校生全員にブックカバーを贈ります。

    植樹する楓の木言葉は「約束」、「大切な思い出」です。
    私達がお姉さま方や妹たち、同級生と過ごした大切な思い出。
    そして、これからみなさんが新しく迎える妹たちと作っていく思い出。
    そのどれもを優しく、暖かく見守ってくれる象徴になれば良いなと思います。
    そして、また楓の葉が色づいた頃に、成長した姿を見せに来ますという「約束」の証としてこの木を贈ります。

    AVルームでは、時に一人でまったりと、時に友人とわいわいと、時に姉妹でロマンチックに、DVDやBlue-ray鑑賞の時間がより快適になりますように。
    ゆったりとソファーに座りながら、ぎゅっとクッションを抱き締めるのはきゅんとするシーンかしら?それともホラー?
    それぞれのおすすめの物語をみんなで共有して、素敵な輪が広がっていくのを想像するのも、とても楽しいです。
    私たちが遊びに来た時も、ぜひお勧めを教えてくださいね。

    そして、皆さん一人一人に学院カラーの深葉色に4色の四つ葉のクローバーがあしらわれたイニシャル入りのブックカバーを贈ります。
    日々の読書のお供に、いつも傍に置いてもらえれば嬉しく思います。

    みなさんの学院生活がより豊かなものになりますように、願いを込めて。

    以上、三品を贈呈致します。

    令和四年三月十九日
    卒業生代表 三年菫組 林堂沙耶加

    (読み終えるとすっと息を吐き、丁寧に畳んだ目録を加奈子さんへと差し出し。
    言葉には出さないものの、任せたわと言うかのように口の端を上げる。
    目録が相手に渡るとゆっくりと一歩下がり、一礼して)
引用返信 削除キー/
■566 / inTopicNo.8)  記念品贈呈
□投稿者/ 六条加奈子 -(2022/03/16(Wed) 00:03:48)
    (幾分緊張の面持ちで着席していたものの、名を呼ばれると、はい、と返事をして立ち上がる。
    静けさの中をゆっくりと進み、マイクの前へと至ったところで決まり通りの順序で礼を向けて。
    目録を静かに広げ、「妹のひとり」の表情となってから、正面に立つ沙耶加さまへと視線を定める)


    沈丁花の爽やかな香や桜のつぼみの色付きに、春の麗らかさを感じられる頃となりました。
    春霞が空の色を優しく和らげ、萌え出る若芽の緑眩しきこの佳き日、卒業を迎えられたお姉さま方、おめでとうございます。

    在校生一同より、お姉さま方の門出を祝し、
    一、各寮カラーの木製タグケース
    一、万年筆・ボールペン・シャープペンシルのセット
    一、贈る言葉冊子、及びスナップ写真アルバム
    以上の三点をお贈りします。

    木製のタグケースは落ち着いた風合いの各寮カラーで、デフォルメされた校章が箱の上部に刻印されています。
    蓋の内側にはご卒業年度、各クラスのお花、お名前を刻印させて頂きました。
    「誠実」「大切な思い出」「豊かな実り」「誇り」。各クラスの花の花言葉です。
    三年間朝な夕なに目にした校章や寮の色は勿論のこと、クラスの花はお姉さま方のこれからの日々を寿ぎそっと寄り添いながら、振り向いたときにきっと力をくれるのではないでしょうか。
    タグケースの内部は深緑のベルベット生地になっており、仕切りは自由に動かせます。
    タグと一緒にお姉さま方の想い出の数々もしまって頂ければと思います。

    二点目は万年筆とボールペンとシャープペンシルのセットです。
    それぞれの道へと歩み出されたお姉さま方の、様々なシーンでお傍に置いて頂けるようにという欲張りな願いから、三本のセットとさせて頂きました。
    深葉の校章の入った万年筆は、黒と深緑の二色のインク及びカートリッジがセットとなっています。
    深緑は慣れ親しんだ深葉の色。様々な彩りの想い出と共に、この色をお連れ頂きたく思います。
    同じくボールペン。こちらはボディカラーが各寮の色となっています。
    インクは汎用性を考慮し黒がセットされています。
    同じくシャープペンシル。クリップ部にクラスの花のワンポイントが入れられています。
    万年筆のカートリッジ及びボールペンの替え芯は、深葉の常葉館やカフェテラスで購入出来、修理も受付可能です。
    万年筆、ボールペン共に各寮カラーのインク含めカラーバリエーションが揃っております。
    購入や修理にお立ち寄りの際には、妹たちにお顔を見せて頂ければ嬉しく思いますし、万年筆もボールペンも、愛着をもって永くお使い頂けますようにという願いも込めています。

    お姉さま方おひとりおひとりへの感謝の言葉と尽くせぬ想いを綴った贈る言葉冊子、
    三年間の輝きと彩りに溢れた日々を切り取ったスナップ写真アルバムを合わせた以上三点を、
    2021年度の卒業記念品としてお贈り致します。

    今日を限りにこの学び舎より巣立っていくお姉さま方。
    長旅の途中、木陰で休む旅人が故郷を思うように、この学び舎を思い出して下さることを、そしてその「木陰」の役をこれらの品が担ってくれることを願います。
    どれ程言葉を重ねても伝えきれない感謝の想いを込めて。

    令和四年三月十九日
    在校生代表 二年菫組 六条加奈子


    (凪いだ声で読み終えたところで再度沙耶加さまへと視線を向け、其処で漸く目許と口許とに柔く笑みを刷く。
    けれどもその数秒後、不意に込み上げてきた涙を無理に堪えようとした所為で瞳が揺らいだ。
    唇を引き結び、再び柔い笑みへと転じさせたものの、もし一連の表情の変化に気付く人が居たとしたら、それは真正面に立つ卒業生代表だけ。
    誤魔化すように目録を畳み直しお渡しすると、一歩下がり、再度不器用な笑顔を作って深く丁寧な一礼を向ける)
引用返信 削除キー/
■567 / inTopicNo.9)  答辞
□投稿者/ 辻美乃里 -(2022/03/17(Thu) 00:01:04)
    (妹が読み上げる送辞、その姿をしっかり目に焼き付けようと見つめてながら、思いを巡らすのは妹の可愛らしさや成長、それから三年間のあれやこれで。
    目尻に堪えきらない涙を浮かべつつも、その表情は笑みを浮かべた幸せそうなもの。
    自分の名前が呼ばれると、深呼吸を一つした後に「はい」と通る声で返事をすると、落ち着いた所作で中央のマイクへ足を進め。
    仕来り通りの礼を来賓席や教員席などに送ると、式辞用紙を広げ、軽く目を伏せた後は、正面から視線を逸らすことなく、堂々と読み上げ始めた)

    答辞


    例年になく雪が多く降る、厳しい寒さの冬も終わりを告げ、深葉の庭に春の訪れを感じる季節がやって参りました。
    本日はわたくしたち卒業生のために、このような温かな式を催して頂き、有難うございます。
    卒業生一同を代表しまして、心から御礼申し上げます。

    思い起こせば三年前、真新しい制服に身を包み、期待と不安で胸をいっぱいにしながら高等部の門を潜りました。
    それからは、あっという間に三年という月日が経ちましたが、思い返すだけで笑顔になるような、心が熱く躍る楽しい日々でした。
    先に卒業をされたお姉さま方や妹たち、そして力強く頼もしい同級生たちと一緒に、喜び、笑い、時には泣いて怒って、また笑い合って。
    今年度、一番に思い起こすのは、新たな試みとして行った合同寮での対抗戦です。
    これまでとは違い、普段は別々の寮で過ごす生徒たちが、時には頼もしい仲間として手を取り合い、時には良き好敵手として競い合いました。
    そこから今までとは違った絆や友情が生まれたことと思います。
    来年度以降も、どのような形であれ寮対抗戦という深葉女学院の伝統を守りながら、学院全体の絆を深めていってくれることを願います。
    他にも、同級生とともに異国の風を感じた修学旅行、学年の垣根を越えて一緒に作り、盛り上がった深葉祭。
    数多くの思い出や、お姉さま方や妹たち・同級生の笑顔を、宝物として胸に抱き、わたくしたちは旅立ちます。
    心残りはなく、清々しい気持ちで、明日という未来への第一歩を今日、踏み出します。

    さて、わたくしたちの愛おしくも可愛い妹たち。
    わたくし達は、貴女たちの良き手本、良き姉であれたでしょうか?
    貴女たちがわたくしたちの背中をどのように見ようとも、それがわたくしたちの、その時その時の精一杯でした。
    時には、妹たちを導くという事を忘れて、自分本位に振る舞っていたかもしれません。
    そういう姿も貴女たちには隠さずに全て見せて来ました。
    わたくしたちの良いところからも悪いところからも、何か得るものがあったと信じています。
    後は任せます。
    こうしてほしい、そんなことは言いません。
    貴女たちは貴女たちらしく、次代を担う妹たちを導いて下さい。
    拙くて失敗をしたとしても、挫けず笑顔で、決して諦めることのない頼もしい背中を見せてあげて下さい。
    そうやって、この深葉女学院の伝統が繋がれてきたのでしょうから。
    頑張って下さいね、何時だって応援をしてます。
    許されるのなら、わたくしたちを隔てる垣根を飛び越え、壁をよじ登ってでも届けたいほどに。

    最後に、今日までわたくしたちを叱咤激励して導いて下さいました学院長先生を始め、諸先生方やシスター、
    学院での家族として暖かく包み込んで下さった小母さま方、離れた場所から見守り慈しんで下さった家族にお礼を申し上げます。
    そして、これからの深葉女学院のますますのご発展をお祈りしまして、答辞とさせて頂きます。


    令和四年三月十九日 卒業生代表 三年楓組 辻美乃里

    (答辞を読み上げ終えると柔らかい笑みを一つ浮かべ。
    折りたたんだ式辞用紙を妹が置いものの横へ。その際に指先はそうっと送辞を撫でた。
    在校生席へ感謝の気持ちを込めて礼をした後に、最初と同じ仕来り通りの礼をすると席へ戻っていき)
引用返信 削除キー/
■573 / inTopicNo.10)  送辞
□投稿者/ 宝寿絃 -(2022/03/17(Thu) 10:56:58)
    2022/03/17(Thu) 11:00:52 編集(投稿者)

    (自分の名前を呼ばれ「はい」と短く返事をし、緊張を振り解くように立ち上がる。
    所定の位置へ向かい仕来り通りの礼を済ませると、卒業生の席を見渡して。
    今はきちんと役目を果たすため、平静を装い式辞用紙をより丁寧に広げて)

    送辞


    マリア様が優しく見守ってくださるルルドのお庭にも、春のぬくもりを感じられる季節となりました。
    本日この佳き日に、深葉女学院高等部を巣立って行かれるお姉さま方、ご卒業おめでとうございます。
    在校生一同、心よりお祝い申し上げます。

    お姉さま方にとって、今日に至るまでの三年間はいかがでしたでしょうか。
    高等部で過ごしたかけがえのない大切な日々を、次から次へと思い浮かべていらっしゃることと思います。

    思い起こせば、何もかもが目新しく不慣れだった入寮したての私たちを、お姉さま方はあたたかな笑顔で迎えてくださいました。
    寮対抗戦では、毎回学年の枠組みを超えて手を取り合いますが、今年度の新たな形式で行われた際には、季節毎に組む寮が変わった事で、寮同士の絆も深まりました。
    また、深葉祭では、準備や当日の運営も大変な中盛り上げてくださり、ユーモアに溢れた出し物にも沢山の刺激を受けました。
    その他、学校行事を始め、委員会や部活動、寮生活でも常に私たちのお手本となり導いてくださる頼もしいお姿は、
    わたしたちにとって憧れであり、大きな目標でした。

    わたしたちの愛してやまないお姉さま方。
    新たな道を歩んで行かれる中で、たとえ高い壁や深い溝があったとしても、お姉さま方なら必ずや乗り越えて前進して行かれることと信じています。
    わたしたちもお姉さま方から受け継いだ伝統を守り、次代の妹たちを導いていけるよう日々努力を重ねてまいります。

    最後になりましたが、お姉さま方のご健康とさらなるご活躍をお祈りし、送辞とさせていただきます。



    令和四年三月十九日 在校生代表 二年楓組 宝寿絃


    (式辞用紙を折り畳で所定の位置に置き、深く一礼をして。
    顔を上げるとはにかむような垂れ目の笑顔で密かに姉を見つめて、ちゃんと出来てました?と伺うような妹としての顔も僅かに覗かせる。
    再度仕来り通りに礼を済ませた後、こみ上げてきた涙を零さないように口元をきつく結びながら自席へ戻って行き)
引用返信 削除キー/
■592 / inTopicNo.11)  記念品拝受
□投稿者/ 六条加奈子 -(2022/03/19(Sat) 02:34:45)
    2022/03/20(Sun) 00:52:56 編集(投稿者)
    2022/03/19(Sat) 23:26:50 編集(投稿者)

    (重なった眼差しが笑みの気配を宿す様子に、一秒遅れて同じように目許と口許とを綻ばせる。
    此処が卒業式の壇上であることを不意に思い出し、姿勢を正してから目録を頂くと、深く一礼を。
    一歩引いた位置で卒業生席へと向き、お辞儀をした後に、また目の前の沙耶加さまへと向き直って)

    素晴らしい記念品を頂き、在校生を代表して心よりのお礼を申し上げます。
    お姉さま方らしさとお心遣いを感じる品々に、感謝の気持ちと共に、あたたかさで胸が満ちるのを感じています。

    白銀を纏ったかのような春の新芽も、鮮やかな緑の葉で木陰の涼を届けてくれる夏木の姿も、艶やかな色付きに実りを感じさせてくれる秋の紅葉も、凛と冬空へと枝を掲げる冬の佇まいも。
    四季折々の姿を見せてくれるであろう楓の樹を仰ぐ度、お姉さま方のお心と、褪せぬ思い出に包まれることでしょう。
    「大切な思い出」
    クラスの花の花言葉をはなむけの文章の中へと綴りましたのに、その同じ言葉を賜ることとなるなんて。
    そのうえお約束まで頂けるとは、お姉さま方の方が何枚も上手でいらっしゃるなぁと舌を巻く思いです。
    同じ学び舎で同じときを過ごした私たち在校生は、これまでもこれからもずっと、お姉さま方には敵わない妹のままなのですね。
    それが今はこそばゆくもあり、心地好くもあります。

    AVルームにひと時の憩いやスペクタクルを求めるのは、どの学年も共通なのですね。
    時には見知らぬ異世界への扉をくぐり、時には壮大な音楽や景色に心羽ばたかせ、時には果てし無い物語の大海原に揺蕩う。
    お姉さま方がAVルームで過ごした時間を、妹たちもきっと同じようになぞることでしょう。
    お姉さま方が親しまれた光景の中にあったソファーやクッションが、今度は装いを変え、まるでお姉さま方の優しさそのもののように私たち在校生に寄り添ってくれることに、しあわせを感じずにはおれません。

    そして、在校生ひとりひとりにお贈り頂いたブックカバーの四つ葉のクローバー。
    四つ葉のクローバーの葉一枚一枚にはそれぞれ、「希望」「信仰」「愛情」「幸福」という意味があるそうですね。
    マリア様のもとに集う私たちが、お姉さま方の深い愛情に包まれ、希望を胸に学びの頁を繙くことの幸福さを、このブックカバーに触れる度に感じることでしょう。
    沢山のまだ知らぬ物語や知識の扉を一緒に開いてくれるこのブックカバーは、私たちの成長を間近に見て居てくれる証人であり、知見を広げる道標でもあるように思います。
    すっかり手に馴染むようになった頃、私たちはどれ程の成長を遂げて居ることでしょうか。
    お姉さま方も、そんな私たちのことをお心の片隅に置いて頂けたら、そして時折は成長の行方を気にかけて頂けたら嬉しく思います。

    いつも私たちの一歩先を歩まれ、時に優しく、時に激励をくださりながら、導いてくださったお姉さま方。
    お姉さま方が明日よりおられないと思うと、急に足元を見失ったような心細さを感じてしまいます。
    けれども、お姉さま方が築き上げたものや、お受け取りした品々へと込められた願いは、私たち在校生がきっと大切に守り、育み、繋いで参ります。
    去年の春、お姉さま方がそうなされたように。
    楓の色付く頃、私たちの成長も楽しみに見にいらして頂けますことを願っています。
    改めまして、在校生を代表し、お姉さま方が下さったすべてに感謝の想いをお伝え致したく。
    本当にありがとうございました。

    (最後の一言を終えた後、背筋を伸ばし、丁寧な一礼を沙耶加さまへと向ける。
    顔を上げ、もう一度ゆっくりと眼差しを伏せた目礼をしたのは、目の前の卒業生の唇の端に声なき言葉を読み取ったから。
    確かに承りました、と。目礼で伝えた後に、僅かに小首を傾ぐ仕種と共に笑みを返す。
    ほんの数秒視線を交わらせた後、所定の位置に目録を置いて、静かな足取りで自席へと戻っていき)
引用返信 削除キー/
■593 / inTopicNo.12)  受賞
□投稿者/ 石動那奈里 -(2022/03/20(Sun) 01:17:38)
    (湧き上がる歓声と落胆のため息、そのどちらもが収まるタイミングで「はい」と立ち上がる。
    ステージへと続く道を堂々とした足取りで進み、壇上で改めて表彰と優勝トロフィー、記念のペンダントトップを受け取る。
    一連のやり取りを終えて、マイクの前に立つとこちらに注目している同級生や下級生たちを見渡してから、誇らしげに手にしているものを掲げた。)

    まずは優勝した紅梅寮の皆さん、本当におめでとうございます。
    昨年、在校生の皆さんが座っている場所から皆さんと同じように見上げていたわたしは、いずれここに立つことになるだなんて想像すらしていませんでした。
    わたしがこの場にいられること、わたしたちの代が愛する紅梅寮の優勝を見られること、それを成し遂げられたのは何よりも皆さんのおかげです。
    今年は例年とは違って、季節ごとに組み合わせを変えた合同寮での寮対抗戦となりました。
    そのような慣れない状況の中で、わたしたち紅梅寮は春夏秋冬すべての対抗戦で優勝し、その結果総合優勝することができました。
    これは紅梅寮の皆さんが一年間がんばってくれたこと、そして他寮の方たちとの友情を深めてきたからこそです。
    そこで得た努力と絆は、もしかしたら優勝以上に価値があるものではないかとわたしは思います。

    そして紫苑寮、萌黄寮、白樺寮の皆さん。
    ひとつの結果として、総合優勝寮が決定しましたが、先ほど申し上げたとおり、皆さんとともに勝ち得た各季節の優勝の結果、わたしは今ここに立っています。
    ですから、時にはチームメイトとして手を取り合い、時にはライバルとして切磋琢磨した皆さんの存在が、文字通りわたしたちの力となりました。
    一年間、ともに走り抜けてくれて、本当にありがとうございました。

    在校生の皆さん、来年度の寮対抗戦がどのような形で開催されるのかは、残念ながらわたしも知らされていません。
    ただ、どのような形であれ、寮対抗戦を通じて得られるものは変わらないと確信しています。
    どうかそれを新入生の皆さんにも伝えていってあげてください。
    それが深葉女学院高等部の伝統を形作るピースの一つとなるはずです。

    そして、最後に一言だけ、どうしても言いたかったことを我慢できないので言わせてください。


    ――紅梅寮が最強なのだわ!


    (最後に普段はあまり見られない強い口調で言い切ると、すぐにいつも通りに戻って飄々とした様子でブイサインを堂々と決めてから壇上を後にした。)
引用返信 削除キー/
■595 / inTopicNo.13)  
□投稿者/ 八乙女聖 -(2022/03/20(Sun) 19:08:19)
    紅梅寮、優勝おめでとー!
    すっごく悔しい…! でも、おめでとう!

    (おごそかな式典ムードから一転、
     優勝寮が歓喜に沸き、わっと盛り上がりに包まれた講堂。
     連覇を逃した悔しさはありつつも、スピーチの大役を務めあげた同級生を称え
     周囲の紅梅寮生に惜しみなく拍手を送った)
引用返信 削除キー/
■596 / inTopicNo.14)  記念品拝受
□投稿者/ 林堂沙耶加 -(2022/03/24(Thu) 21:40:58)
    2022/03/24(Thu) 21:41:21 編集(投稿者)

    (相手の笑みを見るとほっとしたように笑みを深めて。
    こちらも目録を受け取ってから相手へと一礼。在校生席に向かってお辞儀をして、向き直り)

    在校生のみなさんの心の籠った贈り物の数々、ありがたく受け取らせて頂きます。

    クラスの花があしらわれたタグケースには、いつも身に付けていた身分証のタグや大切な人からもらった姉妹タグをしまわせて頂きます。
    これからも「大切な思い出」を胸に、深葉女学院の卒業生である「誇り」を持って「誠実」に「豊かな実り」ある道を歩んで行きたいと思います。

    万年筆とボールペンとシャープペンシルのセットは、その時々の用途に合わせて末永く愛用させて頂きます。
    このセットを使ってお姉さま方や妹たちに手紙を書くのが楽しみです。
    替えのカートリッジやインク、修理も受けてくださるとの細やかなお気づかいに感謝します。
    常葉館を訪れる理由が増えて嬉しいです。
    その時は妹達の元気な笑顔にも会いに行きたいと思います。

    そして、たくさんの思い出と素敵な言葉の詰まった贈る言葉の冊子とスナップ写真アルバムは、開く度に高等部で過ごしたキラキラとした日々を蘇らせてくれることでしょう。
    少し立ち止まって振り返りたい時は穏やかな気持ちにさせてくれるでしょうし、新しい一歩を踏み出す時は、活力になってくれることと思います。

    皆さんが私たちを想い、贈って下さった記念品を手に旅立てることを、とても嬉しく思います。
    本当にありがとうございました。

    (感謝の言葉を紡ぎ終わると、ひと息置いてから深くお辞儀を。
    一方的に託した言葉をしっかりと受け取ってくれたらしい聡い後輩に頼もしさと伝わった嬉しさを感じて、一連の流れの中で一番の笑みを向けて。
    視線を交わしたのは、ほんの数秒だけれど伝えたいことは全て伝えた、と目録を練習通りの場所へと置いた後は、満足そうに軽い足取りで自席へと)

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