□投稿者/ 柊凛夏 -(2025/03/08(Sat) 22:18:20)
| (粛々と進んでいく式の中、グッとくる場面もありつつ多くはいつも通り笑顔で。 聖書朗読の際にはやはり見守るような眼差しが強く。 名前を呼ばれると「はい」と通る声で返事をして立ち上がる。 仕来り通り各方面へ礼をしてからマイク前へと。 目の前の後輩と視線を合わせれば笑みを浮かべて。 目録を広げて1つ息を吸ってから読み始め)
2024年度卒業生より、在校生へ贈る記念品として、
一つ、寮中庭にギンバイカの木の植樹を行います。 一つ、AVルームのホームシアター化を行います。 一つ、在校生全員へ寮カラーの手帳カバーを贈ります。
ギンバイカの花言葉は「愛」「純粋」「希望」「幸福」。 愛の溢れる純粋な深葉生達がいつまでも幸福でありますように、と希望を込めて。 この樹に見守られて、友達や姉妹達の新しい愛が育まれていけばとても嬉しく思います。
次にAVルームのホームシアター化を行います。 テレビを見たりDVD鑑賞をしたり、寮内でも憩いの場となるAVルームをより快適な空間へ。 大画面で見る迫力満点の映像でドキドキしたり、まったりと寛いだりと、みなさんの交流のきっかけになりますように。
最後に在校生のみなさんおひとりずつへ寮カラーの手帳カバーを贈ります。 みなさんの楽しい予定を書き込む大事な手帳を守れますように、いつも手元に置いてもらえますように。もちろんテストなどの(とーっても)大事な予定も忘れずに。 校章とおひとりおひとりのイニシャル入りです。 新しい予定を書き込む時に、私たちと過ごした時間も思い出してもらえればとっても光栄です。
以上三点を記念品として贈呈致します。 この贈り物が、可愛い妹たちのこれから先の日常に寄り添える物になりますように。
令和七年三月十五日 卒業生代表 三年菫組 柊 凛夏
(読み終えると顔を上げて、目の前の野々花さんを通して在校生席へと目を向けて。 一旦緊張が解けたようにほっとした笑みを見せてから丁寧に畳んだ目録をお渡しし、一歩下がって礼を)
|
|