| (置かれたケーキと由布子さんの顔をしばし交互に見る。 ケーキについての説明を聞いて、らん、と目を輝かせる)
……やっぱり由布子さんは私の期待を裏切らないんだねっ。 ごめん私しっかりそういう方向に期待してた!
(後半は早口で正直に白状しつつ、さくりと素直に右手側からナイフを入れ、 最初は1人分に切り分けて手を合わせ)
いただきます。……、うん、確かにこっち側はあんまり焦げくさくない。 生クリームがしっかり甘いから食べ応えがあるし、胡桃の舌触りと香ばしさがステキ。 要はおいしくて嬉しい、ありがとう由布子さん。 さ、一緒に食べよう!
(そう言うや、勝手に切り分けはじめ、焦げの多い方もお構いなしに切っていく。 実際に焦げた個所を食べたのはお互い同じ程度。 そうして食べ終えた後は明るい笑みでごちそうさまでしたと締めくくって)
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