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■770 / inTopicNo.1)  2022年度卒業証書授与式
  
□投稿者/ 事務局 -(2023/03/02(Thu) 23:11:19)
    https://fukaba.grats.jp/img/hall2.gif

    送辞・答辞・記念品授受担当の皆様は、卒業式当日までに書き込みを終了してくださるとありがたいです。
    最終的には今年度中に宜しくお願いします。

    書き込みの順番は特に問いません。
    優勝寮につきましては、3/15の締切後の書き込みになります。


    日時 ■ 2023/3/18(土) PL22:00-
    場所 ■ 講堂(フリールーム1:卒業生用 / 2:在校生用)
    内容 ■ 卒業証書授与

    ※どうしても時間のかかる行事のため、卒業証書授与のみチャット内で行います。

    詳しい内容は連絡詳細の「【関係者必読】2022年度卒業式次第とご注意」でご確認ください。

    こちらには掲示板進行の内容を記載します。
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■771 / inTopicNo.2)  送辞
□投稿者/ シスター高橋 -(2023/03/02(Thu) 23:12:38)
    「送辞 在校生代表 二年菫組 池端菖」


    (返事をして起立、自席からマイク前に移動して送辞を済ませ、席へ戻るまでをロールしてください。
    ステージ壇上は使用しませんのでご注意ください/親記事のURL参照のこと)
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■772 / inTopicNo.3)  答辞
□投稿者/ シスター高橋 -(2023/03/02(Thu) 23:13:48)
    「答辞 卒業生代表 三年菫組 椎名ちゆき」


    (返事をして起立、自席からマイク前に移動して答辞を済ませ、席へ戻るまでをロールしてください。
    ステージ壇上は使用しませんのでご注意ください/親記事のURL参照のこと)
引用返信 削除キー/
■773 / inTopicNo.4)  表彰
□投稿者/ シスター高橋 -(2023/03/02(Thu) 23:16:30)
    「2022年度寮対抗戦表彰 優勝、紫苑寮。
    紫苑寮の寮長はマイク前にお願いします」



    (優勝トロフィーを寮に、また、寮生には記念品のペンダントトップを差し上げますので、代表して寮長が受け取ってください。
    こちらの寮長のレスに、祝福や寮生の喜びの声をレスしてくださっても構いません


    ――[参考/世界観より抜粋]――

    『卒業式時に優勝寮寮長宛に優勝トロフィー(リボンに「20×× 寮名」等と優勝年と寮名が記載)が贈られます。
     また、寮生全員に直径2cmのペンダントトップが贈られます。表には校章が洒落れたデザインにデフォルメされており、中央の「F」は優勝寮のイメージカラーです。
     裏面に「四寮対抗戦 20×× 寮名」と三段に彫られており、高等部の3年間の3回のみ、しかも、その年の優勝寮生しか手に出来ない貴重な品です。
     材質はシルバーですが、それほど高価な品ではありません。しかし、高等部の生徒やOGであればその謂われ・誇りを必ず知っているという逸品です。
     学院内でタグの他に唯一身に付けることが許されるアクセサリーですが、卒業後は大事に仕舞っておき、同窓会等で身に付けるOGが多いようです。』
引用返信 削除キー/
■774 / inTopicNo.5)  記念品贈呈/卒業生から在校生へ
□投稿者/ シスター高橋 -(2023/03/02(Thu) 23:20:40)
    「記念品贈呈
    卒業生代表、三年楓組 宝寿絃。在校生代表、二年楓組 幸村悠生。
    卒業生から在校生へ」



    (卒業生・在校生席からマイク前に歩いて来てください。
    卒業生代表はコメントと共に、向かい合った在校生代表へ記念品を手渡してください。
    在校生代表は記念品を受け取って礼を述べたこととします。
    また、逆の受け取りのロールはありませんので、卒業生代表は、
    受け取った記念品目録を備え付けの台の上に置くロールをしてから席へ戻ってください)


    ※今年から、贈呈のみで受け取りのコメントはありません。
    受け取った在校生からの声を、ご自由にレスしてくださって構いません

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■775 / inTopicNo.6)  記念品贈呈/在校生から卒業生へ
□投稿者/ シスター高橋 -(2023/03/02(Thu) 23:22:42)
    「記念品贈呈
    続きまして、在校生から卒業生へ」



    (卒業生・在校生席からマイク前に歩いて来てください。
    在校生代表はコメントと共に、向かい合った卒業生代表へ記念品を手渡してください。
    卒業生代表は記念品を受け取って礼を述べたこととします。
    また、逆の受け取りのロールはありませんので、在校生代表は、
    受け取った記念品目録を備え付けの台の上に置くロールをしてから席へ戻ってください)

    ※今年から、贈呈のみで受け取りのコメントはありません。
    受け取った卒業生からの声を、ご自由にレスしてくださって構いません

引用返信 削除キー/
■776 / inTopicNo.7)  記念品贈呈
□投稿者/ 宝寿絃 -(2023/03/11(Sat) 00:48:07)
    (名前を呼ばれると普段より落ち着いた声で「はい」と返事をしてから立ち上がり、マイク前の所定の位置へ。
    向かいに立つ悠生さんに笑顔を見せられる程の余裕があることに、自分でもちょっとした驚きがあったものの、
    ひと呼吸ついた後に目録を広げ、背筋を伸ばして読み始め)

    2022年度卒業生より、在校生へと贈る記念品として
    一つ、寮中庭にコブシの木の植樹を行います。
    一つ、各お風呂場の洗面器や椅子、備品等の新調を行います。
    一つ、在校生全員にブックエンドを贈ります。

    コブシといえば、人の握りこぶしを連想しますが、
    実際に果実や蕾の形状が子供の握りこぶしに似ていることから、
    「幸せをつかむ」という願いを込めて植樹いたします。
    三年間を共に過ごした友人達との「友情」、そして、在校生の皆さんへ心置きなく次代を託せる「信頼」をしっかりつかんだ証として。
    そしてまた、これから入学する新入生を「歓迎」するように、白く美しい花が春の訪れを告げることと思います。

    次に、お風呂場の洗面器や椅子、備品等を新調いたします。
    寮生活には欠かせず、日常的に手を取る物のひとつであるため、
    各寮カラーに揃えた洗面器や椅子などは、可愛らしい丸みのあるフォルムを選びました。
    目に見える新しい備品にもささやかな癒しを込めて。
    とはいえ、うっかり長湯してのぼせないようにしてくださいね。

    最後に、在校生の皆さんへブックエンドを贈ります。
    こちらも各寮カラーで揃えており、伸縮自在で折り畳み式の丈夫なスチール製です。
    側面の型抜きされたデフォルメの校章がこだわりポイントです。
    寮の机の上でも、ベッドの枕元でも、自由にレイアウトを楽しんでもらえますように。
    『実はわたしたちもこんなの欲しかった』をかたちにしてみました。

    以上の三点を、記念品として贈呈いたします。

    令和五年三月十八日
    卒業生代表 三年楓組 宝寿絃

    (全て読み終え、やりきった気持ちごと丁寧に目録を折り畳む。そのまま笑顔で悠生さんへ差し出して。
    その後、手渡された目録も大事そうに受取り、所定の位置へ目録を置くと、仕来り通りに礼をして自席へと戻って行き)
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■777 / inTopicNo.8)  送辞
□投稿者/ 池端菖 -(2023/03/12(Sun) 00:45:01)
    (笑顔でお見送りを、と決めているので、式の開始からずっと卒業生席を見ていて。式が進行して名前を呼ばれれば「はい。」と気負う事も無くはっきりと返事をし、すっと立ち上がる。
    軽やかな足取りで在校生席を通り抜け、然るべき方向に礼を取り、設置されたマイクの前に立つと、式辞用紙を広げた。流れるような動きに迷いはなく、視線は一度卒業生席の某所へと向けられてふわりと笑みを浮かべた後、そのままの笑顔で。
    式辞用紙は広げられていても、視線は卒業生席へ向けたまま、緩やかにはっきりとした発音を心掛けた声を出し)


    送辞

    例年にない寒波に見舞われました厳しい冬もやっと終わりを迎え、今年も目覚めの春が巡って参りました。
    今日この佳き日に、深葉女学院高等部を巣立っていかれるお姉さま方、ご卒業おめでとうございます。
    在校生一同、皆さまのご卒業を心よりお祝い申し上げます。

    今、お姉さま方の心に過るのはどのような思いでしょうか?
    この三年間にご経験なさったたくさんの出会い、絆、思い出、そして、今後歩いて行かれる未来への期待と不安。
    きっと、いろいろなお気持ちをいっぱい抱えていらっしゃると推察いたします。
    わたくしたち在校生もまた、お姉さま方へのさまざまな思いを胸にここにおります。

    初めて高等部に来て右も左も分からぬわたくしたちに優しく接し、未知の生活への不安を払拭する手助けをしてくださいました。
    部活動や寮対抗戦の際には、弛まず地道に練習を重ねることの大切さをご指導いただきました。
    深葉祭では、皆で協力し、一丸となって、何かを成し遂げる素晴らしさや喜びを教えてくださいました。
    何気ない日常の一コマ一コマでも、思いやりとユーモア溢れる薫陶を受け、わたくしたちはこんなに大きくのびのびと成長することができました。
    お姉さま方から受けました教えの一つ一つは、全て妹たちの宝物です。

    これから、お姉さま方はそれぞれの道を歩いて行かれます。
    長い道のりの間に、つまずいたり、心が折れそうになったりすることもあるでしょう。
    そんな時はどうぞ、高等部を、そして、わたくしたちを思い出してください。
    お姉さま方が深葉女学院で学んだことや培った絆は、お姉さま方の心にいつも息づいているでしょうし、わたくしたちはいついかなるときでも、お姉さま方を応援しております。
    わたくしたちも、深葉女学院の伝統を引き継ぎ、お姉さま方の後を追い掛け、追い越せるよう日々精進していく心積もりです。
    どうぞ大船に乗ったつもりでお任せください。

    最後になりましたが、これからのお姉さま方のご健康とご活躍をお祈りし、送辞の言葉とさせていただきます。
    ごきげんよう、お姉さま方。
    いつも、いつまでも大好きです。

    令和五年三月十八日
    在校生代表 二年菫組 池端菖


    (声が乱れることも掠れることもなく、やりきった感で式辞用紙を折りたたむと、所定の位置に置き。
    然るべき方向へとご挨拶を済ませれば、また一瞬だけ卒業生席の一点へ万感の想いを籠めた視線を向けたけれど、その後は姿勢よく軽やかな足取りで席へ戻った)
引用返信 削除キー/
■778 / inTopicNo.9)  記念品贈呈
□投稿者/ 幸村悠生 -(2023/03/14(Tue) 01:04:32)
    (だんだん近づいてくる出番にわずかに緊張もしていたが、名前を呼ばれると「はい」と、短くはっきりとした声で応えてから立ち上がりマイクの前へ。
    所定通りに礼をした後に絃さまへ向き直り、向けられる笑みに緊張も解けると、柔らかく笑みを返した。一度、目を伏せた後に目録を広げ)

    厳しかった寒さも和らぎ、うららかな春の薫りを感じるようになりました。
    この佳き日に卒業を迎えられたお姉さま方、おめでとうございます。

    在校生一同より、お姉さま方の門出を祝し
    一、モザイクタイルの木製タグケース
    一、革製のシステム手帳カバーと万年筆のセット
    一、贈る言葉冊子、及びスナップ写真アルバム
    以上、三点をお贈りします。

    タグケースの蓋の天板部分には、わたしたち在校生がお姉さま方を思いながらモザイクタイルを貼らせていただきました。
    中央の紫・赤・黄色・水色の4つが並んだクローバータイルはどのタグケースも共通ですが、周りを囲うモザイクタイルは同じものが二つとないものになっています。
    お姉さま方専用のタグケースの中に、入学時からの三年間一番身近にあった身分証タグや、絆を繋いだ姉妹タグと共に、輝く思い出も一緒にしまっていただけたなら幸いです。

    二点目のシステム手帳カバーは、深緑色の外側にはクローバーが、各寮色の内側には、校章・卒業年度・イニシャルが刻印されています。
    どちらもお姉さま方にとって馴染みの深い色になっているのではないでしょうか。
    また、内側にはポケットが付いており、今年度みんなで楽しくおしゃべりをしながら集めた「四葉のMyfavのステーショナリーセット」がしまえるようになっています。
    革製品は年月が経つほどに手に馴染み、風合いが増すと言われています。
    この手帳カバーが、わたしたちの思いと共にいくつもの年月を重ね、長い時をお姉さま方と一緒に過ごせるようにと祈っています。
    セットの万年筆は、昨年度に卒業をされたお姉さま方と同じものを用意させていただきました。
    こっそり、内緒のお揃いです。
    システム手帳の中身、万年筆のカートリッジ及びインク共に、常葉館やカフェテラスで修理・購入をすることができます。
    昨年度のお強請りを今年度も――、修理や購入のため立ち寄られた際には、ぜひ、妹たちにもお顔をおみせください。
    その時には、手帳に書かれている新しい思い出の数々を教えていただけたなら嬉しく思います。

    そして最後に、在校生一人一人からお姉さま方への感謝や敬愛、そして尽きぬほどの思いを綴った贈る言葉冊子と、
    三年間のきらめく日々を写し撮ったスナップ写真アルバムを併せた以上三点を、
    これから先の道を歩むお姉さま方の力になることを、在校生一同願いまして、今年度の卒業記念品としてお贈り致します。

    わたしたちの愛するお姉さま方へ、これからも変わらぬ心からの感謝と敬愛を込めて。


    令和五年三月十八日
    在校生代表 幸村悠生

    (落ち着いた声で読み上げていき、最後の言葉を読み終えると、ホッと息を吐き出した。丁寧に畳んだ目録を絃さまに差し出し。
    受け取った目録にはにっこりと、笑みを浮かべながら、「ありがとうございます」と声に出さずに感謝の意を伝えた。
    所定の位置に目録を置くと礼をして、背筋を伸ばしながら自席へ戻っていった)
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■788 / inTopicNo.10)  受賞
□投稿者/ 江森なずな -(2023/03/19(Sun) 19:43:38)
    (卒業式ならではの送辞・答辞に、最初は見知ったお顔の緊張ぶりが伝わってこちらもドキドキしていたけれど、次第にしんみりと聴き入っていて。じんわりと涙があふれたり、思わずにんまりしたりなところで呼ばれた自寮名。
    事前に結果は分かっていたとはいえ、卒業式の場で自寮の名が呼ばれるとじーんと感慨無量。
    すーはーと深呼吸をした後に、「はいっ!」と元気に声を上げて立ち上がる。
    仕来り通りの礼を取った後、学院長先生に向き直り、トロフィーと表彰状を受け取って、満面の笑顔で礼を述べて一歩下がって振り返る。
    マイク前でえへへーっと少し照れたように笑い)

    2022年度、紫苑寮優勝しましたっ!
    合同寮対戦ですから、紫苑寮優勝には、紅梅・萌黄・白樺の各寮との連携もあってのこと、これは紫苑だけではなく、全体でいただいた賞だと思います。
    そして、今年は結果的に紫苑寮が勝ったけれど、来年は分からない、いやいや、来年も勝つぞ、のような切磋琢磨して、また来年から楽しく寮対抗戦してください。
    わたしはちょっと離れたところから見守る楽しみを存分に味わいたいと思います!

    そして、紫苑寮の皆さん!
    全体でいただいた賞だと思うのは間違いないのですけれど、それでも紫苑寮優勝です!
    言っていることがさっきと違う?いえいえ、それはそれ、これはこれ。
    どちらも正しいと思っています。
    謙虚な気持ちを忘れずに誇るべきところは誇りましょう!
    紫苑寮優勝おめでとう!ありがとう!!

    (ぺこりと頭を下げるとマイク前を離れ、仕来り通りに…ちょっとぎこちないのもご愛敬なごあいさつすると、そそくさと席へ戻って行った)
引用返信 削除キー/
■789 / inTopicNo.11)  答辞
□投稿者/ 椎名ちゆき -(2023/03/31(Fri) 02:09:14)
    (恙なく進む式次第。
    淀みなく堂々とした送辞に聞き入り、その視線が強烈にどこか一か所に向かうのを見て瞳を穏やかに細めた。
    呼ばれる名に明るく透る声で返事をし、身体に余計な力の入らぬ、いい意味でリラックスしたような様子でマイクの位置へ。
    リハーサル通り丁寧に礼をしてから式辞用紙を取り出した後、広げる前に一度、視線を方々に放つ。
    何かを、誰かを探すというよりは。そこいるみんなに視線を合わせたがるような。そんな間。
    やがて式辞用紙を広げ時折視線を伏せつつ、ふわりと誰かに話しかけるように、柔らかく言の葉を紡いでいく。)



    答辞

    肌を刺すような冷たい外気がいつの間にか和らぎ、この深葉の森にも春の息吹を感じるようになりました。
    わたしたち卒業生は、多くの方々に支えられ、今日旅立ちます。
    深葉女学院高等部での全ての出逢いに、心から感謝申し上げます。


    優しく面白く、時には厳しく。
    真剣にわたしたちへ向き合ってくださった、学院長先生をはじめとした先生方、シスター、小母さま方。
    本当にお世話になりました。
    今まで過ごしてきた日々を、学んだことを。そして学院長先生のおちゃめ心を決して忘れず、これからも邁進して参ります。

    お忙しい中、駆けつけてくださったご来賓の皆様。寿ぎの言葉を届けてくださった卒業なさったお姉さま方。
    わたしたちをあたたかく見守っていただき、ありがとうございました。
    みなさまに、今日、こうしてお祝いしていただけることをうれしく思います。

    お父さん。お母さん。わたしたちを見守ってくださった全ての保護者の皆さま。
    いつもは照れてしまって言えないのですが、この場を借りて言わせてください。
    困らせたり、心配をかけたりしてごめんなさい。
    いつもわたしたちのことを第一に考え、一番近くで応援してくれたことは、離れていても心の支えになっていました。
    まだまだ教わることもあり、お世話になると思いますが、
    わたしからも家族に恩返しができるように、そして尊敬する両親や祖父母のような人になれるように頑張っていきたいと思います。


    のびのびと自然体で傍にいてくれた、かわいい妹たち。
    わたしたちに力を与えてくれてありがとう。信じてくれてありがとう。
    みなさんがいてくれたからこそ、わたしたちはみなさんの姉としての自覚を持ち、頑張ることができたと思います。
    わたしたちは今日で深葉女学院高等部を去ります。
    昨年、お姉さま方から受け取った伝統という名のバトンを、自慢の妹たちに託す日が来ました。
    これからはみなさんが伝統を引き継ぎ、次の世代へと繋いでいく番です。
    高校生活は長いようで短く、あっという間に過ぎていきます。
    つらいこともあると思いますが、周りには手を差し伸べてくれる心強い友人が、そして信頼を寄せてくれる妹たちがいることをどうか忘れないでください。
    後悔のないように、一日一日を大切に、楽しんでくださいね。

    そして。卒業生のみんな。
    幼稚舎からであれば十四年間、寮生活になる中等部からならば六年間の月日を共に過ごしました。
    傍にいることが当たり前になっていた、大切なともだち。
    真新しい制服に身を包み、緊張の面持ちで高等部の門をくぐったあの春の日。
    優しいお姉さま方に迎えていただいたお陰ですぐに緊張もほぐれ、熱い寮対抗戦に切磋琢磨し、修学旅行で異国の文化に触れたり。
    そして何より、みんなのことを更に知るきっかけになった深葉祭。
    わたしたちは『#OurFav』を通して、たくさんのお気に入りを共有してきたけれど、
    一番のお気に入りは、みんなと過ごしてきたかけがえのない時間だったように思います。
    まだみんなと一緒にいたい。笑い合っていたい。そんな気持ちが今もずっとこの胸にあふれてきています。
    しかしながら、わたしたちはこれからも一歩一歩進んでいかなくてはなりません。
    進む道はそれぞれ違いますが、深葉女学院での経験とたくさんの愛しき思い出を胸に、
    深葉生であったことを誇りに歩んでいきたいと思います。
    それに。たとえ別々の道を歩んでいくとしても。
    わたしたちはこれからもずっとともだちだって、知っているから。



    こんなにもたくさんの、すばらしい出逢いをくれた深葉女学院。
    わたしたちのために立派な卒業式をあげてくださったみなさま。本当にありがとうございました。
    出逢ってくださった方々へ。心から感謝して答辞とさせていただきます。

    ごきげんようっ


    令和五年三月十八日
    卒業生代表 三年菫組 椎名ちゆき



    (自らの名を告げた後、安堵のような、心寂しいような。マイクに入らない程度の小さく呼気を吐き出した。
    式辞用紙を畳んで預け、マイクから一歩離れ。
    きゅっ、と眉根が寄り唇が小さく蠢くも、声が乗ることはなかった。
    丁寧にお辞儀をした後の、あがった顔は朗らかな笑みが灯り。唇に弧を描いたままに席へと戻り。)

引用返信 削除キー/



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