** 外見 ** 癖の無い漆黒のショートヘア。…を現在は軽めの栗色に。 左サイドに流した前髪は、目尻を掠める長さ。 涼しい目元とへの字の薄い唇で、黙っていれば鋭い印象の顔立ち。 手脚と首がひょろりと長く骨っぽく、柔らかさに乏しい身体つき。
** 性格 ** 芝居がかった気取った口調を操って、ちょくちょく悪戯っ気を覗かせる。 抱いた感情には素直。気分任せの言動も少なくなく、 折として奔放に振舞いがち。 執着することの少ない気質ながら、ひと度気に入れば強く傾倒する。
** 背景 ** 猫かわいがりの父、さばさば気質の母の間の一人娘。 明治以降、代々政治家を輩出して来た家柄に育ち、 文武・社交術等、充分な躾を受けては来たものの、身についたのは「それなり」程度。 社交ダンスだけは性に合っていたようで、部活動では主にリーダーを務め、 校外の大会等には男性パートナーを伴って、積極的に参加していた様子。
** 姉妹タグ ** * 姉・我妻くるみさまより * 薄桃色のラバーコートに包まれたタグ。 二人のイニシャルと共に"永遠の絆を貴女と"と刻まれる。
* 心の妹宛て * 生成色のリネンの巾着袋に詰めて、お守り代わりに託す。 オリーブグリーンのラバーコートに「H.S」のイニシャルがふたつ。その他詳細ひみつ。
** 備考あれこれ ** * 2006:1-楓/萌黄203 2007:2-棗/萌黄402 2008:3-桜/萌黄702 * ありがたい称号→「プリンス・オブ・殿堂」
** その後。(2009.04.01記録) ** 深葉女学院大学部(西洋史学科)へ進学し、競技ダンスに没頭する日々。 ダンスの同志でもあった婚約者との華燭の典を数ヵ月後に控えたある日、 豪胆な婚約者と共に、突然風のように姿を消した。
国外逃亡が噂されつつも、理由や真相は定かでなく、 呆れて頭を抱える父親が差し向けた追っ手を適当にあしらって、 欧州あたりで漂いながら、ダンスの修練を積んでいる。かも知れない。 時々、気紛れにひょっこり帰国して来るのだとかどうとか。 |
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