外見◆
肩甲骨辺りまで伸びた、量が多い艶のある黒髪。
両サイドの一部だけを一本ずつ細い三つ編みにして、白いリボンで結んでいる。
健康ではあるものの青白いと言えるほど白い肌を持つ。
二重の黒い瞳が長い睫に縁取られ、実際よりも大きく見える整った顔立ち。
身長の割りに手足は長いが、華奢で女性的な凹凸に欠ける体。
背筋は常に伸びている。
性格◆
習い事と座学はそれなりにこなすものの、飛び抜けて得意なものの無い器用貧乏。
ただし体育は大嫌いで苦手。
良くも悪くも自分の意見はハッキリ伝える。
小柄なことを理由に幼く見られることを嫌う。
自分に厳しく、少々ストイックな面がある。
背景◆
明治の始めより続く大きな貿易商の生まれであり、一族の女子は全員深葉と決められているため幼稚舎から在籍している。
母は恋の出生と引き換えに他界した。年の離れた兄が三人居る末娘。
日舞お茶お花など、幼い頃からお稽古事は一通り習っているが、本人が一番興味を示したのが茶道。
その他に関しては部活と自分の属する流派が違うため兼部はしていない。
祖母から厳しく手解きを受けている様子。
姉妹タグ◆(09/03/05成立）
薄青のラバーコート。姉妹成立日（3/5）、二人の名前と共に『小さいままの貴女が好き』と刻まれている。
卒業時称号◆ミス・ギャップ
卒業証書授与式にて学院長より『エキセントリック』とのお言葉を頂戴する。
近況◆
特別支援学校教員を目指すべく都内国立教育大学の特別支援教育教員養成課程に進学。
三年の夏に友人の勧めで始めた毎朝の走り込みは今も日課。
春休み中に婚約者と入籍を済ませ、今は別姓を名乗っている。 |
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