創設 校風 華園会 風紀
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姉妹
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≪ 創 設 ≫

 深葉女学院は明治時代の中期、とある資産家により設立されました。

 当初は、その資産家令嬢を始めとする数人の、いずれも裕福な華族の令嬢のための躾と礼儀作法、学問を習得するための小規模な寄宿設備のある私塾でした。

 しかし、その教育方針が当時の世の中の流れに即していた事が功を奏したのか、全国各地から噂を聞いた裕福な家庭の令嬢が我先にと入学を希望するようになりました。
 深葉女学院の卒業生は、いずれも政界財界の大物夫人として、その内助の功を遺憾なく発揮し、世に学院の名を知らしめたのも大きな要因かと思われます。


 いつしか深葉女学院は、都内にありながら、深緑に囲まれた広い敷地を擁する、幼稚舎から大学部までの一貫教育を謳う、格式高い学舎へと成長しました。
 それから100年以上、時代の流れに即し、ある時は逆行しながらも、明治・大正・昭和・平成・令和の長きに亘り、マリア様に見守られながら過ごすお庭は、
 多感な少女達の楽園であり続けております。

 中でも、一番早く創設された高等部には、長年の間に生徒達が独自に作り上げた、校則にはない伝統的なしきたりが幾つかあります。
 それ故、学院の中等部生以下には憧れの高等部、大学部生・卒業生には懐かしの高等部と、いつもいつまでも、深い思い入れがあるようです。


≪ 校 風 ≫

 深葉女学院は妙齢のお嬢さま方が集う学び舎ですので、あくまでも清らかに淑やかに美しくをモットーにしております。

 とりわけ、本サイトの舞台となる高等部では、義務教育を終えた多感な少女たちを淑女として育て上げるべく、自主性を重んじた教育が行われています。
 原則として、学院側は高等部生徒会組織である華園会に、学院行事以外の生徒会・高等部内行事の全てを任せ、口出しすることはほとんどありません。
 自由な校風は生徒一人一人の自覚を促すものだという気風があるからです。
 華園会幹部を中心に委員会、部活動共に大いなる自主的な活動が見られます。

 基本的な生活習慣として、普段の生徒の御挨拶は「ごきげんよう」です。
 また、お互いを呼ぶ際は苗字ではなく、上級生は下級生を名前に「〜さん」を付けて、下級生は上級生を名前に「〜さま」を付けてお呼びするのが慣わしです。

 上級生達を総称して「お姉さま方」、下級生を総称して「妹たち」という言い方もされています。
 仲良しの間では呼び捨てやちゃん付け、略称で呼ぶのもありえるでしょうが、授業中や公式の場では「さま」「さん」付けを守るように指導されています。


≪ 華 園 会 ≫

<四葉・双葉・一葉について>
 生徒会組織である「華園会(はなぞのかい)」、「四葉(よつば)」と呼ばれる
紫苑(しおん)」・「紅梅(こうばい)」・「萌黄(もえぎ)」・「白樺(しらかば)という4人の生徒会役員(幹部)により運営されています。

 4人が同等の権限を持ち、それぞれ仕事を分担して活動しております。また、この
4人はそれぞれの称号を冠する寮の寮長でもあります。
 それぞれの呼称は、「紫苑」であれば、「紫苑さま」あるいは、「紫苑の君」が通例ですが、本人の希望や通称により、稀に変化することがあるようです。

 四葉は基本的に年に一度、推薦対象を最上級生全員とした選挙で選出されます。
 (その年により、選出方法は異なることがあります)
 四葉としての任期は原則4/1-翌年3/31となります。
(但し、9月の信任投票で変更になる場合もあります)
が、「卒業生を送る会」「卒業式」「新入生歓迎会」等、早めに企画運営をする必要がありますので、実質的には2月からの次期四葉としての活動が必要となります。

 四葉の妹たちは「双葉(ふたば)」、さらにその妹たちは「一葉(ひとは)」と呼ばれます。
 これは四葉に敬意を払った呼び名です。
 紫苑の君の妹になる生徒が紫苑寮の生徒とは限りませんし、紫苑の君の妹が紅梅寮であれば、今年度は「紫苑の双葉」ですが、
 次年度もし「紅梅」になれば「紅梅の君」と呼ばれ、その妹は「紫苑の一葉」から「紅梅の双葉」となります。
 四葉の選出は基本的に推薦選挙制ですので、妹たちは必ずしも次期四葉とは言えませんが、もっとも四葉に近い存在とは言えるでしょう。

 華園会幹部の基本構成メンバーは四葉の4名です。
 あくまでも双葉の皆さんはお姉さま方の補佐役であり、話し合いの決定権を持つものではありません。
 一葉に関しましては生徒会での権限はありません。

 
上記を受けまして、実際の双葉・一葉の活動についてですが、
双葉…実稼動はなくても、お姉さまである四葉と共に補佐役として会議に出席しており、意見を求められれば発言する場合もある。
一葉…実稼動はなくても、四葉館サロンにてのお掃除や、お掃除中に来た人にお茶を出したりの活動はするが、掃除終了後は退室、会議に参加することはない。
ということを全生徒共通の基本的な認識と思ってください。
 但し、それは固定的なものではなく、華園会幹部の構成事情やPCにより、その時々で若干の変化はあるものとします。



<四葉の仕事について>
 実質的には行事やイベントの際のお手伝いが主になります。
 内容としましては実際に司会進行や寮単位の仕切りをお願いする場合もありますし、アイディア・物品の提供等
 (もちろん設定上ではありますが、中身を考えて頂くことになりますので、少々手間が掛かると思います)をお願いする場合、
 イベントの企画運営をお願いする場合もあります。
 また、年4回の寮対抗戦・深葉祭等の実行委員会には自動的に入ることになりますし、卒業式でお手伝いをいただくことになります。
 事務局で決めなければいけないことがある際にも真っ先にご相談するのが四葉の皆さんであり、事務局にとりましても頼りとさせて頂く存在です。

 また、仕事の範疇には入りませんが、学院内に寮長がいるだけで寮生は安心するというような精神的なよりどころにもなり得るかと思います。

(もちろん、PL様方のご都合でネットから離れる場合もあるでしょうが、期間が判れば残りの三人と事務局とでフォロー出来ます。
そういう意味では少々窮屈かも知れませんが、そのように助け合っているのだとご理解ください)


<選挙について>
 次年度の四葉は、年に一度、1月に選挙で決まります。
 その際は各寮内から一名ずつ選出されますが、生徒会選挙でもありますので、生徒全員に選挙権があります。
 任期は一年とし、年度半ばに信任投票があります。(詳細はその都度変わります)
 年度中途で転校などの止むを得ない事情で四葉が不在になった場合は、時期に応じて臨時の選挙を行います。

 
選挙は、立候補なしの、次年度の最上級生全員が対象となる「推薦選挙」になります。
 この際、被推薦者の学年の皆さんには推薦された場合に寮長を引き受けるか辞退かの回答をお願いします。
 引き受けてくださる方の中での最高投票ポイント(通常1p、次年度最上級生3p、自薦5p)を獲得した方にお願いします。
 もし、一度目の推薦選挙で決まらなかった場合は、二度目の推薦選挙を行います。
 その際、一度目の推薦選挙で「寮枠関係なく次期三年生からの選出」(寮移動あり)・「二年生も被推薦者に加える」の二択のアンケートを採り、
 決まった方法で二度目の推薦選挙を行うものとします。
 上記を基本としますが、その時の状況を鑑み、状況に併せて臨機応変に対応できるようにしていきます。


09/3/11<四葉・双葉・一葉について><四葉の仕事について><選挙について>分割して説明。
10/9/30<四葉・双葉・一葉について>追記。
14/2/3<選挙について>追記。
18/1/25<選挙について>修正。
22/3/20<選挙について>加筆修正。


≪ 風 紀 委 員 会 ≫

 風紀委員会はNPCで構成されています。
 学院の風紀を守るために毎日努めておりますので、万が一風紀委員から注意を受けた場合は指示に従ってくださいますようお願いします。


≪ 姉 妹 制 度 ≫

 姉妹制度は生徒達の自主性を重んじる中で、より強い絆を結ぶことが出来るようにという趣旨で出来上がりました制度です。
 校則にあるわけではありませんが、伝統として引き継ぎ、お姉さまから妹へ、姉妹の絆を毎年繋げて行っております。

 学年が違えば一対一の関係で作ることが出来る姉妹は、二年生であれば、姉と妹を持つことが出来ます。
 学年を一つ飛び越えて三年生と一年生で作ることも出来ます。
 また、卒業生と在校生、卒業生同士でも、1〜2年の学年差(学院内で一緒に過ごした時期がある)であれば姉妹の絆を結ぶことが出来ます。
 その際は「同窓会館」で契り、成立後はそれぞれからご連絡ください。

 姉妹名簿に記載することで公認とさせて頂きます。

 姉は妹を呼び捨てにし、妹は姉を「お姉さま」とお呼びします。ですから、姉妹ではない場合、上級生は下級生を呼び捨てで呼ばないのが暗黙の了解です。
 制度の呼称はそのまま「姉妹制度」と呼ばれ、姉妹になりますと、伝統として、双方の名前を刻んだタグを交換します。

 姉妹が出来た際、あるいは申し込む際に、双方の名前を刻んだタグを学院内の売店でなり、外部の店でなり購入することになります。
 大抵の場合は姉妹になった後で2人お揃いで揃えるケースが多いですが、決死の覚悟で事前にタグを作ってしまう場合もあります。
 そのため、場合によっては姉妹になれずに終わるわけですが、学院内の何処かにそのような不要になったタグの墓場があると言われています。


14/3/12 卒業後の姉妹成立について追記。


≪ タ グ ≫

 姉妹制度の説明で出て参りましたタグですが、高等部に入学した生徒は、校章・寮の色の石が嵌め込まれ、入学年度・自分の名前の刻まれた、タグ(身分証/2.5cmH×5.0cmW×0.2cm/10g)を持つことになります。
 各自注文作成したものを、入寮時に各寮寮長から渡されます。材質はアルミ・チタン・ステンレスなど腐食も錆もしない合金製が一般的(※1)で、
 特に指定がない場合はアルミ製となります。
 タグは透明ビニールでパウチされていますが、触れ合って音が出ないよう、また、装飾用にゴム製のラバーコートを付ける事も出来ます。
 ラバーコートは各寮の色や学院カラーである深葉色が売店に用意されていますが、拘らずにオリジナルでも構いません。

 タグは、各自でチェーン(売店で販売/ステンレススティールのボールチェーン53.3cmか61cm)を用意して常時首に下げていることになりますが、
 姉妹が出来ますとさらに増えることになります。

 三姉妹ですと、真ん中の生徒は3枚のタグ(身分証用・姉から・妹から)をチェーンに通すことになります。
 なお、姉から妹へ渡るタグには濃緑色、妹から姉へ渡るタグには浅葉色の石が嵌め込まれ、姉妹双方の名前・姉妹になった日・一言などを刻印しているようですが、
 身分証明の元々のタグとは違い、ある程度は自由度が高いようです。
 また、身分証と区別するために、姉妹タグは小さめ(2.0cmH×3.5cmW×0.2cm/8g)に作ります。

 タグは各自オリジナルの特注品ですし、常に身につけているものですので、個人個人の思い入れの深い品となります。
 入学時に持つタグは「学校指定の身分証」ですので、勝手に細工は出来ません。
 オリジナルの印など刻みたい際には姉妹タグの方にお願いします。

 外出の際は必ず身分証タグを持参してください。帰寮の際の身分証明となります。


(図:右が表・左が裏。表には校章・寮色石・入学年度/卒業予定年度・氏名)


※1)材質についてですが、金属アレルギー等の場合はチタン製をどうぞ。
シルバーは腐食の危険もありますが、チタンに比べて倍以上の重さがあります。常に首に掛けている物ですし、姉妹が出来れば増えるものですから不適切と思われます。
また、シルバーは高価なものであり、高校生の持ち物としては不適切と思われますので禁止とさせていただきます。


≪ 寮 生 活 ≫

 深葉女学院では、中等部・高等部・大学部が完全寄宿制となっており、近隣在住の生徒でも、寄宿生活を送ることになります。
 各年次の始めに寮内での部屋の移動はありますが、寮から寮への移動はありません。
 中等部の寮は寮母(舎監/通称マザー)の管理下にありますが、高等部・大学部の寮は、生徒の独立した自治の元に運営されています。

 高等部の寮は元々一番古かったのですが、数年前に改築され四寮とも同じ造りとなりました。
 それぞれ四葉の名が冠せられています。

 「紫苑寮」「紅梅寮」「萌黄寮」「白樺寮」に分けられ、3年間変わることなく同じ寮にいることになりますので、同寮の生徒間では仲間意識が強く、
 四寮対抗の点数合戦(通称:寮対抗戦)では愛寮心も育まれます。
 寮対抗戦では、4月から3月までの一年間の対抗戦の点数合計で優勝寮が決まります。

 卒業式時に優勝寮寮長宛に優勝トロフィー(リボンに「20×× 寮名」等と優勝年と寮名が記載)が贈られます。
 また、寮生全員に直径2cmのペンダントトップが贈られます。表には校章が洒落れたデザインにデフォルメされており、中央の「F」は優勝寮のイメージカラーです。
 裏面に「四寮対抗戦 20×× 寮名」と三段にわたって彫られており、高等部の3年間の3回のみ、しかも、その年の優勝寮生しか手に出来ない貴重な品です。
 材質はシルバーですが、それほど高価な品ではありません。しかし、高等部の生徒や卒業生であれば、その謂われ・誇りを必ず知っているという逸品です。
 学院内でタグの他に唯一身に付けることが許されるアクセサリーですが、卒業後は大事に仕舞っておき、同窓会等で身に付ける卒業生が多いようです。

 寮の部屋割りは原則として一年生は4人部屋、二・三年生は2人部屋になりますが、各学年の人数の都合によって若干変動します。
(三年生のみ部屋にバスルーム・トイレ付き。一年ごとに部屋替えがあります)
 なお、華園会役員が使用する部屋は舎監部屋となります。
 寮長は普通2人で使うはずの部屋をひとりで使う事になります。
 舎監部屋には「応接セット」があったり「歴代寮長の引き継ぐもの」などがあります。
 舎監部屋といえばその寮の顔ですから、寮長が日常的に住まうのは勿論ですが、寮内に問題が起きれば話し合いの場となりますし、万が一転入生などがあれば
 舎監部屋で寮長として対面することもある、ということになります。
 また、華園会役員は寮のまとめ役であり、寮生の姉代わりとして先生方より身近な相談役も兼ねているので、寮長室には相談に訪れる生徒もいると思われます。
 そのための一人部屋設定と認識してください。

 原則として、役員当選以外での年度中途の部屋割り変更はないものとします。

 寮では華美にならない程度の私服で過ごすことも許可されておりますが、可愛いエプロン(タブリエ)やパジャマが生徒の間で廃れずに流行しています。
 指定カラー以外のリボン・華美な髪留め・アクセサリーの類も学院内は禁止ですが、寮内では認められます。
 高価なものではなく、ティーンエージャーらしくお洒落を楽しむ程度のものでお願いします。

 外出する際は寮長へ外出届を提出して許可を貰います。(※1)
門限は帰省先からの列車の都合以外では18時となります。あらかじめの連絡がなく門限を過ぎた場合は罰則がありますので御注意ください。長期休暇中の帰省などは事務局への提出となります。(※2)
外出時は基本的に制服着用となりますが、私服でも黙認されています。但し、私服の場合は院内には入ることが出来ませんので寮側裏門より構内に出入りしてください。
私服で院内に入ることが可能なのは、卒業式後の卒業生〜3/31と入学式前の新入生〜入学式のみです)
 また、外出の際は身分証のタグは必ず持参してください。
 通常時も生活の場と学びの場をはっきりと分けるため、<院内>に入るのは必ず制服着用でお願いします。

 夏・冬の長期休暇も寮は滞在可能です。
寮内での休暇中のイベントを楽しみに帰省しない生徒も居るほどです。

 各部屋は12畳(4人部屋は20畳)のフローリングで、2人分(4人分)のベッド・勉強机・クローゼットの他に、共有部分にカーペットが敷かれ、丸い座卓があります。
 室内は火気厳禁ですが、電気ポットは使用可能、夜間でも各寮1階のティールームにある電子レンジやオーブントースターは使用可能です。
 お嬢さまとはいえ、お腹は空くもの、育ち盛りですので、ひもじい思いをしないよう配慮されていますので、安全に気を配りつつ大いにロールに活用してください。
 寮内には1日3食利用可の食堂があり、授業のある日も食堂を使用できます。
また、あらかじめ申し込んでおけばお弁当も作って貰えます。
 朝食・昼食・夕食、三食はどのように食べようとも払い込み済み設定です。
 朝食と夕食は原則として寮食堂で決められた時間内に摂る事になります。
 昼食は、
1、寮の食堂に戻る
2、カフェテリア
3、弁当
1と2は予め配られる引き換えチケットで食事可能です。
弁当のみ事前連絡要で、昼までに校舎に届けられる設定です。
 食事以外のおやつ・お菓子系は代金を払って食べることになります。
但し、お嬢さまたちとはいえ食べ盛りの需要を満たすため、時間外でも、余った食材での調理ということで、おにぎりと味噌汁、トーストとスープ等の軽食、試作品、
簡単なおやつは無料で融通してくれる筈です。「食堂職員(通称「小母さま/NPC」)にもらった」というロールは可能です。

 FAQの「寮生活」「食堂の食事はどんなメニューなのでしょうか?」も併せてお読みください。

 また、食堂混雑時でなければ、食堂のオーブンを使用してのお菓子作りも可能です。小母さまに許可を得たというロールの元、使用してください。

 全自動の洗濯機と乾燥室がランドリールームにありますが、制服などは土曜日午後にクリーニングに出して日曜日の夜までには仕上がるシステムもあります。

 寮内ではお互いに迷惑を掛けないというのが基本です。ペットを飼いたい場合などもそれを条件に、各寮長にお伺いを立ててください。寮長権限で寮単位で許可と致します。


注意:寮生活では必ず同室の生徒が存在します。名簿上は存在しなくてもNPCとしていることになりますので、名簿上は部屋に一人きりでも、
他に同室者がいるというロール(その場に居ないロール等は可)をお願いします。但し、生徒が増えるに連れNPC欄が埋まって行くことになります。
あまりNPCの詳細を設定しないようにお気を付けください。

※1 実際の提出はいりませんが、ロールでは届けを出しての外出だと心得てください。
※2 これも実際の提出はいりませんが、PLさまの長期不在による休学の際の届け出は事務局までお願いします。


17/4/1 日常の食事について追記。//17/9/5修正。


≪ 制 服 ≫

 
深葉女学院の制服は、幼稚舎・初等部・中等部・高等部と定められており、若干仕様が違っております。
 高等部の制服は、白の別布タイ付きシャツブラウス、深緑色の膝下10cm丈Aラインプリーツのジャンバースカート(左肩にスナップがあり、着脱時に使います)を着用します。

 タイの結び方は、基本はオーソドックスな結び方で、余程見苦しくない限りは正装時以外は自由です。また、タイは別布ですから外して洗えます。
 母から娘へ、姉から妹へ(実姉妹でも姉妹制度の姉妹でも)、タイだけお下がりというのが廃ることのない深葉女学院の伝統です。

 10月〜5月は、その上にボタン無しの短めの深緑色のボレロを羽織るか、学院指定色である深緑色の他、黒・グレイ・茶・紺・白など、
 華美にならない学生らしい色合いのカーディガンやセーターを着用します。
 6月〜9月は、夏用のジャンバースカート着用で、気候により、5月半ばから10月半ばまでの夏服着用が認められています。
 但し、入学式や卒業式などの行事の際は、全員、正装であるボレロの着用が義務付けられております。
 名札の類は一切付けません。

 靴下は三つ折り白ソックス、冬場のストッキングは黒指定。
 上履きは指定の白のバレエシューズタイプです。
 外履きは革靴で黒、冬場のブーツも黒の指定はあるものの、自由となりますが、踵の高いものは避け、実用的なものを使用してください。

 タグは身分証となりますので、首に下げる際はブラウスやジャンバースカートの中に入れ、必要な時にすぐ出せるようにしてください。
 (特に外出時は忘れると構内へ戻るのが困難になります)
 コートは学院指定色である深緑色の他、黒・グレイ・茶・紺・白など、マフラーや手袋・時計などは自由ですが、あまり華美なものは風紀委員会より注意が行くかも知れません。

 髪型などは特に制限はありません。
 髪を結ぶリボン・ゴム・シュシュやバレッタなども深葉カラーの深緑・黒・茶・紺・グレイ・白などで、華美にならないように。ヘアピンの類は、銀色か黒のアメピンをお使いください。 
 アクセサリーの類はタグ等以外は一切禁止となります。
 髪型にしろ服装にしろ、深葉の生徒である自覚を持ち、常に清潔を心がけるようにしてください。
(左図右:冬制服正装/左:ボレロ未着用時・夏制服)
 体操着は長袖のジャージ上下のみ指定となります。
 深緑色一色で上着は2種類あります。
 被るタイプの上着は同色襟付き、袖に「FUKABA」とアイボリーの筆記体で書いてあります。
 前が全開ジッパーの上着は背中に「FUKABA」とアイボリーの筆記体で書いてあります。
 ジャージの手首、足首が窄まっている形です。
 冬の防寒も兼ねていますので上着は2枚重ねてもどちらか1枚でも構いません。

 夏指定の体操着はありません。
 そのかわり、上は白Tシャツ(ワンポイント等は可)、下は黒スパッツ(長さ自由)のみ指定があり、寮生活で洗い替えの必要もあるため、緩やかな規則となっています。

 鉢巻は寮カラ―です。

 部活動の場合は部活動毎のユニフォームがあっても構いません。
 華美にならない程度に各自で決めても良いです。
(同部活動内で複数種類存在しても良いと思います)

 制服は<院内>表記のある場所・同窓会館では着用必須です。
 例外は入学式前の新入生・卒業後の卒業生のみですので、お気をつけください。


PBC深葉女学院 雑学事典
*
  幼稚舎 初等部 中等部 高等部 大学部
呼称

年長を名前に「さま」付け
年中は名前に「さん」付け
同学年同士・年下は「さん」付けが基本です。
礼儀作法の一として幼稚舎内においては徹底されます。
保育士も準じます。

上級生は名前に「さま」付け、
同級生・下級生は名前に「さん」付けが基本です。
礼儀作法の一として初等部内においては徹底されます。
教師は名前にさん付けです。

上級生は名前に「さま」付け、
同級生・下級生は名前に「さん」付けが基本です。
礼儀作法の一として中等部内においては推奨されます。
公式の場以外での同級生同士の呼び捨て・ちゃん付け、下級生へのちゃん付け等は黙認されます。

上級生は名前に「さま」付け、
同級生・下級生は名前に「さん」付けが基本です。
礼儀作法の一として高等部内においては推奨されます。
公式の場以外での同級生同士の呼び捨て・ちゃん付け、下級生へのちゃん付け等は黙認されます。

特に厳しく言われることがありませんが、
高等部からの生徒は名前に「さま」「さん」付けのまま、
外部から来た生徒は苗字か名前に「さん」付けになるようです。
どちらも身に付いた習慣はなかなか変えられないのかも知れません。

制服 行事の際に深緑のセーラー服型ワンピースを着用。
タイは別布で菜の花色(黄色)。リボン結び。
普段は私服の上に菜の花色のスモッグ型タブリエ。
*
深緑のセーラー服型ワンピースを着用。
タイは別布で青竹色(薄青緑色)。リボン結び。
夏は薄生地。半袖もあり。
深緑色の膝下10cm丈Aラインプリーツのワンピース。
夏は薄生地。半袖もあり。
白のシャツブラウス、別布タイ。深緑色の膝下10cm丈Aラインプリーツのジャンバースカート(左肩にスナップがあり、着脱時に使います)を着用。
ジャンバースカートと同色、ボタンなしボレロ。
タイの結び方は公式の場はリボン結び。その他は乱れていない限りは自由。
夏は薄生地。ブラウスの半袖もあり。
委員会 学級委員のほか、各クラスに「係」が存在しますが、学校全体での系統だった活動はしません。 高等部に準じるほかに、寮には舎監生が数人存在し、生徒をまとめています。
(高等部の
PC設定に「舎監生だった」という設定は受け付けません)
委員会一覧参照。
一般的な「学級委員」はなく、週番が週交替で各クラス2人ずつ、それぞれのクラスの雑務をこなします。
学生の自治会は存在しますが、「委員会」活動はなく、サークル単位に「係」が存在します。
大学祭などは自治会とその係の集まりの中で企画運営されます。
(高等部卒業後に大学部で自治会に入ったなどという設定は許可しません)
部活動 正規の部活動はもちろんまだありませんが、
バレエ・日舞・ピアノ・琴・社交ダンスについては
保育時間外指導があり、遊び感覚で受けることが出来ます。
正規の授業内に週一でダンスの時間とお作法の時間があります。
ダンスでは社交ダンスを、お作法の時間にはお茶と日舞の基礎を習います。
正規の授業内に週一でダンスの時間とお作法の時間があります。
ダンスでは社交ダンスを、お作法の時間にはお茶と日舞の基礎を習います。
部活動は高等部に準じますが馬術部・フェンシング部・チアリーディング部・薙刀部・同好会は中等部にはありません。
また、高等部の理系の部活動(科学部・生物部・地学部)は理科部で統一され、家庭科部の中に調理部・手芸部・技術(発明)部が入っています。
部活動一覧参照。 学生の自主運営によるサークル活動は盛んですが、大会を目指すような活動よりも趣味を生かし楽しむ活動が中心になるようです。
若葉寮 紫苑寮
紅梅寮
萌黄寮
白樺寮
◇四年制
教育学部
(初等教育科)…ひまわり寮
人文学部
(国文学科)…さくら寮
(英文学科)…ばら寮
(国史学科)…あやめ寮
(西洋史学科)…ゆり寮
◇二年制
(幼児教育科)…たんぽぽ寮
(食物栄養科)…きく寮

(美術科)…カトレア寮
(音楽科)…すずらん寮
それぞれ由来があるようです。

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